開店準備ブログ(ビョルネン編)@お菓子の試食させられています

スウェーデン語の絵本屋であるLilla Bokhandelnはネットショップ。突然ですが、実店舗をひらくことにしました。

店長編でのお菓子の試作していますを受けまして、試食係という仕事を仰せつかっているビョルネンさんが個人的な感想を書いてみたいと思います。アンサーソングならぬアンサーブログですね。画像&構成は使いまわします。

正直言って、お菓子とかそんなに詳しい訳ではありません、ごくごく普通の一般人レベルです。

そして「ビョルネンまた食べたい度」を付けましたが、あくまで個人の感想なので、そこはご承知ください。

テレビ番組のグルメレポートみたいに全てを「美味!」と表現するような胡散臭いことはしませんよ。思っちゃったんだからしょうがない。

「プリンセストータ」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★★☆☆

スウェーデンではよく雑貨のモチーフ図柄にもなったりしますし、外見のインパクトはすごいですね。自分はこのケーキを見て、初めてマジパンというものを知りました。マジです。

ただ、マジパンが苦手だったり、中に使われている木イチゴの種が気になる方もいるんじゃないかな、と思います。木イチゴの種の硬さも含めて楽しみましょう。

そんなこんなを含めてスウェーデン文化の一端を担うケーキなので、一度食べてみる価値はとてもあると思います!

「クリングロル」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★☆☆☆

個人的には初めて見聞きした、クリングロル。

生地に砂糖を使わないだけあって、ちょっと物足りなさを感じました。表面にまぶしたパールシュガーを増量してほしい&生地を甘くしてほしい。

クチの中でほぐれるような食感は新鮮。甘めのコーヒーと一緒に食べれば、トム&ジェリーに匹敵するいいコンビになるかも。

練乳をかければもっと良くなるかな。

「レモンスティック」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★★★☆

レモンの皮をすりおろして練り込んでいるということで、ピール系が苦手な自分はすこし物怖じしてしまいました。

しかし、香りからしてレモンが発する柑橘系特有の爽やかな匂いを感じることができる点はヨシ。

意を決して食べてみると、意外と面白い味&面白い食感です。クッキーでここまでジューシーな印象を得られるものがかつてあっただろうか、いやない。

オリジナルレシピのレモンだけじゃなくて、オレンジもやってみたら面白いかもね、と言った記憶があります。

あとは練乳をかければもっと良くなるかな。

「モカの糸玉」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★★☆☆

店長いわく、このカタチが特徴的なクッキーということです。糸状に出した生地をクッキーにするのは日本になかなかない発想とのこと。

味に特徴は無いけど、苦目のコーヒーが合いますね、きっと。うん、間違いない。自分はコーヒー飲めないけどね。

味覚ではなく視覚で味わうクッキーということでよろしいのではないでしょうか。

もしかすると、練乳をかければもっと良くなるかな。

「ルバーブケーキ」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★★★☆

野菜が甘酸っぱくちゃいけない、野菜が甘酸っぱいわけがない。

いまだにこのルバーブというものが野菜であるという固定観念がありまして。

いつだったか、最初に食べたときはこのネギみたいな野菜がレモンとリンゴを足して2で割ったような味になるのが信じられなくて、視覚と味覚が一致しなくてちょっと苦手だったのです。

「きれいなジャイアン(ドラえもん:てんとう虫コミックス36巻「きこりの泉」より)」みたいなものです。やっぱり見慣れた姿が普段と違う行動をすると違和感を憶える。

でも何度もこの違和感を体感するうちに、それが普通になり、やがて癖になる。

もしまだこのルバーブという野菜を食べたことのない方は、一度食べてみることをオススメします!

ひょっとすると、練乳をかければもっと良くなるかな。

「セムラ」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★★★★

いただきました、星5つです!

これまで試食したものが★4つ止まりだったので「じゃあ何が★5つなのさ」ということで、セムラ。ちなみにスウェーデンのセブンイレブンでも時期になるとセムラが売られています。

今のところ試食に出てきませんね、おかしいな。セムラ作るなら、しょうがないから試食してあげるのに。

でも、春先にしか食べないことになっていますので、レギュラーメニューになる可能性は低そう。

「シナモンロール」を試食してみた

ビョルネンまた食べたい度:★★★★★

こちらも★5つあげたい、北欧っぽい洋菓子(洋菓子?パン?)。

写真のシナモンロールはフィンランド風のフォルムのものです。スウェーデン風のシナモンロールはカタツムリみたいに渦を巻いています。

ビョルネンさんもスウェーデンのカフェに何度か足を運びましたが、その度にほぼシナモンロールしか頼みません。それだけ北欧カフェでは定番のメニューです。

こちらも今のところ試食に出てきませんね、おかしいな。シナモンロール作るなら、しょうがないから試食してあげるのに。

これは通年でお店に並べてほしい。

おまけ

ビョルネンまた食べたい度:★☆☆☆☆

★1つは、シュールストレミング(発酵したニシン)。試食関係ないけど。

テレビとかではものすごい大袈裟にリアクションされているけれども、ちゃんとした食べ方をすれば食べられなくはない。

ジャガイモとタマネギとシュールストレミングを、ピタパンみたいなものでラップして食べるとか。

でも、もう自らすすんで食べたいとは思いません。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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