スウェーデン語の絵本屋であるLilla Bokhandelnはネットショップ。突然ですが、実店舗をひらくことにしました。
ここまでの経緯はこちら。
当初は7月オープンを目指せればいいなと考えていましたが、やはり上手くはいかないもの。
相談家具屋さんを通じて何度も図案を調整したり、工務店さんとの調整などを繰り返したり、さまざまな調整ごとが続いていましたがようやく工事が開始しました。
途中、(結果的にはご依頼に至らなかったのですが)藤沢の工務店さんにも相見積をお願いしたりもしました。いろいろなご提案もしてくださったこともあり、本当に感謝しています。
こんな潤沢な予算がない中での見切り発車のプロジェクトということで、本当に色々な方のご協力を通じてようやく折れたオールを装備した小舟が陸(おか)を離れた次第です。
午後3時に現場を訪れてみる
2016年7月7日木曜日。特に意味は持ちませんが、この日は七夕。
予算の壁や行政的制約をクリアするべく、あーでもなくこーでもなくを繰り返していた工事の方針もようやくまとまり、翌日の工事開始を前に契約を交わしました。
そして8日の15時。朝から作業をされているという現場に赴いてみると…
いままでにあった入り口の白いガラス戸。
午前のうちに撤去されて、もう外されていました。プロってスゴイですね。
ちなみにこの物件は以前は料理教室、さらにその前は薬局だったらしく、白いガラス戸は薬局時代からの名残だそうです。確かに、このガラス戸の前にティッシュペーパーなんかが積み上がっている図が想像できます。
スケルトン物件からお店への第一歩
いまは金具だけ設置されていました
店を入って左奥がお菓子の製造室となります。その面影が既に現れてきています。
一部はまるで暗号のような書き込み
既存の床に直接書き込まれているトコロが「現場」っていう感じを醸し出しています。
予算の関係で蛍光灯は残します
予算がないため天井はそのまま蛍光灯を残しておいて、後からどうにか工夫することで解決させることにしました。
そのため、蛍光灯やら点検口などの合間を縫うように製造室の壁が設置されることになります。
工事が始まる時点ではまだ通電していなかったため、金曜日の作業はここまで。週末に通電の立会をして、月曜日の作業再開時には電気工具を使用した工事ができるようにしておきます。
このガランとした状態を見ることもできなくなりますね。
不本意な理由でまたこのガランとした状態に戻さなくてはいけないような事態に陥らないように頑張ります(店長が)。
mvh ビョルネン・ソベル