
スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。
「御魚ギャラリー」展示内容
- 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』
店内イベント
NEW 19年03月01日(金)12時~
《再》スウェーデン洋菓子教室「セムラをつくろう!」
洋菓子教室の詳細ページ
店外イベント
19年03月23日(土)/24(日)
埼玉県飯能市 メッツァビレッジ「湖畔の北欧市」
手紙社さんによる告知ページ
スウェーデン語教室
ネイティブによる「スウェーデン語講座」隔週水曜 11時30分~13時
《満席》 初回2月27日(水)リッラ・カッテン店長による「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【02月】09日(土)/14日(木)/23日(土)/28日(木)
- 【03月】09日(土)/14日(木)/28日(木)/30日(土)
今日の時間泥棒

渋谷で開催していた北欧映画祭「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2019」も本日で幕だそうで。
自分も1本観て、先日この場でもエラそうなことを書きましたが、北欧映画に対する理解がアップしたいま、あらためてウチにあるスウェーデン映画のDVDを観たらどういう感想を持つのか。ちょっと気になっています。
ちなみに自分のスウェーデン映画らしい映画の原体験となったのは「
日本で上映された「ロッタちゃん」シリーズの映画は、スウェーデン映画といえばスウェーデン映画なのだけれども、”子供”という普遍的なテーマではなく、イマのスウェーデンだから描けたストーリーを有した作品として初めて観たのはこの作品だったと言えるかと。
2000年に上映されたこの「
まず監督は「
ファミリーネームが共通していることからも伺えるように、レバノン出身の兄弟です。監督が兄で、俳優が弟。ヨーセフ・ファーレス監督にとってのデビュー作品でもあります。ちなみに彼らの父親も映画に出演。そして、タイトルの「
何をテーマにした作品かというと、移民としてスウェーデンにやってきたレバノン人のロロと(”ロ”が2つ並んで読みづらいけど、”ろろ”です)、スウェーデン人女性の恋愛…がメインテーマなのかな。ロロは家族主導で、同じくレバノンからやってきた女性との結婚話を進められてしまうけれども、最終的にスウェーデン人女性とどちらを選択するのか、その葛藤を描いています。
そのころはまだ大量の移民による問題が国際レベルで表面化していなかったと感じていたので、いま制作されている映画に登場する移民の描き方と少し違う、ほんわかしたストーリーであるところにスウェーデンの国内情勢の移ろいが見られます(素人の目から見て)。
昔リリースされたDVDは、いまとなっては比較的安く手に入れることもできるので、もしスウェーデン映画に興味がある方はスウェーデンのリサイクルショップでDVDコーナーを探してみるのもよろしいかと。500円(30~40kr)あれば余裕で買える名作もあるでしょうから。
あらゆる案件が落ち着いたら、自宅でスウェーデン映画祭やりたい。きっと「やっぱりスウェーデン映画の良さはワカラン」って文句言うんだけど、リンドグレーン原作の映画を挟めんでいけば何とかなるかな。
蛇足。”ロロ”という名前が読みづらいという話題に関連して。”□”を3つ並べて、”クチロロ”と読ませる音楽グループがいますよね。その名前の奇抜さと、いとうせいこう氏が絡んでいること、それくらいしか引き出しになかったので、気になった方は調べてみてください。