
18年09月15日(土)あめ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。
NEW 18年10月02日(火)~31日(水)
『リンドグレーンの描く、世界の子供たち写真絵本展』
NEW 18年10月05日(金)/19日(金)
『リンドグレーンの描く、世界の子供たち写真絵本展』によせた四方山話の会リッラ・カッテンの「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【09月】13日(木)/22日(土)/27日(木)
- 【10月】11日(木)/25日(木)/27日(土)
18年09月29日(土)/30日(日)
「うららかマルシェ(Koloniさんブースにて販売)」
千葉県浦安市 THE ISLES(ジ・アイルズ) にて18年11月10日(土)/11日(日)
「第14回 東京蚤の市(東京北欧市エリア)」
東京都調布市 東京オーヴァル京王閣 にて18年11月23日(金)/24日(土)
「かわさきパンマルシェ 2018」
神奈川県川崎市 川崎競馬場 にて18年12月15日(土)
「スウェーデンの食と文化 ― ルシア祭とルッセカット」
朝日カルチャーセンター横浜教室 にて
今日のリッラ・カッテン

単なる偶然。そういう日もあるかもしれない。そういった安易なコトバで片づける方法しか見つからないのだけれども、今日はなぜか遠方のお客さん、特に大阪からのお客さんに恵まれた一日でした。
そのうちのお一方はスウェーデン出身の方。会話のなかでの今日のクリティカルヒット、なんでこんな単語がアタマに残っているんだろうと自分でも感心したスウェーデン語の単語は「nykterhetsrörelse(ニュクテルヘーツルーレルセ)」、日本語で「禁酒運動」の意味です。最近たまたま作業しながらエーミルのDVD観てたらエーミルが禁酒宣言をするシーンがあったので、「そんな単語もあったな」と海馬のタンス奥深くにしまってあったものが引っ張りだされてきたばかりだったのです。
ハナシを元に。もちろん何かの用事についでとしてカッテンにも寄ってくださったというのが事実。しかしそれでも、たとえば”東京のついで”ともなれば東京方面から1時間近くを使って神武寺まで来てくださっているわけで。「ちょっとついでに寄ってみました」で叶うものでなく、わざわざ足を運んでくださることに対して嬉しく思います。
こうやって「東京に来たついでに、〇〇から来ました」というお客さんの数が増えてくれるように、より濃い内容のお店になるべく今後もコンテンツ拡充を図っていこうと思います。
その一環で、また肥大化する傾向にあった日報の文章量も絞れるときは絞っていくようにしたいと思います。日報に文章を書くための時間を削って、その分をスウェーデン語の勉強をしたり、スウェーデン語を読んで得た知識をネット上で閲覧できるように文章化したり、ほかの作業に回していくためです。

Inget knussel, sa Emil i Lönneberga av Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)
エーミルは牧師夫人にキスをすると、「ケチケチするもんじゃないよ」と言いました。楽しいことも楽しくないことも含めてたくさんの出来事が巻き起こったカットヒュルトでのクリスマスパーティーを経て、これはルンネベリアにおける立派な格言となりました。雪玉で口をふさがれて「アー、アー、アー」しか言えなくなってしまったことについて、エーミルのパパは決してそれをクリスマスの楽しい出来事だとは思わなかったことでしょう。でもそれを除けばたくさんの食事や飲み物、大人と子供が入り混じってツリーを囲んだダンス、そして女教師のアイディアによる罰金付きのすばらしいゲームなど、実に楽しいパーティでした。そのゲームは「街に行って奥さんもらうぞ」という名前のゲームでした。エーミルが牧師夫人にキスをしたのはそのゲームの最中。8回も!「愛情溢れる行為だな」とエーミルのパパは言いました。「おまえはいいヤツだ、エーミル。たまにはな」
ビョルネン・ソベル