ビョルネン日報@18年07月26日(木)はれ

18年07月26日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

2018年7月のガイダンス開催日
  • 08月02日(木)16時~17時
  • 08月04日(土)16時~17時
  • 08月23日(木)16時~17時
  • 08月25日(土)16時~17時

店内で開催予定のイベント

8月のお菓子教室のご案内ページができました。今回は特にスウェーデン洋菓子というわけではないですが、リッラ・カッテンの定番(?)となっている変わり種チーズケーキがテーマです。第1回目の開催となる8月10日(金)はすでに店頭でのお申込みで満席ですが、第2回目の8月22日(水)は残3席となります。

今日のリッラ・カッテン

ここ数日のあいだに紹介すべき出来事が渋滞してきました。しばらく時間軸がバラバラになりそうですけれども気にしないでくだちい。

昨日、スウェーデンからやってきたRickard(リカード)が店に顔を出してくれました。昨日は店長がおやすみで、自分ひとりで店番の日。暑さでお客さんの足も遠く、超ヒマな一日になるだろうから、ひたすらパソコン仕事でもしとくかと思っていたところに店の扉を開けて入ってきたのがリカードでした。

もう日本に着いていたことは知っていたけれども、昨日の時点で店に来るという連絡はなかったのでハトが豆鉄砲を食らったような心持ち。

余談ですが、リカードが店に来てからはお客さんが一気に来てくださって、「閉店までリカードと話して時間を潰すか」と不埒な思惑はいい方向に外れました。いまだにレジ打ち&接客は苦手なので、精神的疲労が…。いや、もちろんお店に来ていただくのはありがたいのですが、至らない対応をしてやいないか、不安でしょうがない(高校時代のバイトのときから変わらず)。

で、リカードからはスウェーデンにまつわるいろいろなお土産をもらいました。彼が日本に来ると決まってから「何か買ってきてほしいものある?」と受け付けてくれたリクエスト品から、彼が自分たちが欲しそうだと予想して買ってきてくれたものまで。

自分からのリクエスト品が冒頭の写真、スウェーデン語の新聞でした。

スウェーデンの都市圏では、無料で配布されている新聞のスタンドが各所に設置してあります。特にシェアが大きいのは「metro(メトロ)」という新聞。スウェーデンへ旅行をしたことがあり、ストックホルムやヨーテボリ、マルメといった街を歩いたことがある方であれば、この新聞を目にしたことがあるかもしれません。

リカードには「メトロを集めて持ってきてくれると嬉しい」とリクエストしていたのでした。ちなみにメトロ以外にもいろいろな無料新聞を集めてきてくれました。

「これ、何に使うの?」とリカードに尋ねられたので、お答えしましょう(もちろん本人にはもう答えましたよ)。

何に使うかと訊かれたら、答えてあげるが世の情け。スウェーデン語の新聞を細長くカットして、ギフトボックスのなかに入れる緩衝材にするのです。

ギフトボックスの製造コストはボックス単体でも赤字なので、緩衝材までお金を払って調達していたらさらに赤字枠が膨らんでしまう。そこでスウェーデン語の無料新聞を緩衝材に使ったらどうだろうという考えに至りました。

つまり事情としては、オシャレだからスウェーデン語の新聞を緩衝材にしているのではなく、お金がないからスウェーデン語の新聞を緩衝材にしているのです。

狙ってカットできるものではないので個体差はでてしまいますが、ときおり見え隠れするスウェーデン語の文章や、スウェーデン語特有の文字である「Å」「Ä」「Ö」。結果的にはいいでしょ。

リカードのおかげでしばらくスウェーデン語新聞の供給の心配はなさそうですし、リカードからのお土産シリーズはこの先2~3回くらいにわたって披露していくことになると思います。

登録したスウェーデン語絵本情報:
Räven och Tomten av Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)

星のかがやく夜、きつねのミッケルは人間の住んでいる敷地まで忍びよってきました。人間は彼がやってきたことに気が付いていません。でもトムテだけは違いました。そして鶏たちも…気をつけないと!しかしトムテはこの腹ペコなきつねをなだめると、子供たちが用意してくれていた自分のおかゆを分けてくれました。ドラマチックで魔法のようなクリスマスの雰囲気をすべての世代に!

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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