18年06月20日(水)あめ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。
- 2018年6月のガイダンス開催日
- 06月23日(土)16時~17時
※ お申込み方法はコチラの詳細PDFをご確認ください
今日のリッラ・カッテン
先日は「ルバーブのクランブルタルト」を紹介しましたが、今日は少しコンパクトなヤツを。「ルバーブのケーキ」です。
なんだか小腹が空いたので、冷蔵ショーケースのなかに並んでいるルバーブのケーキを1つ拝借しておやつとさせていただきました。ただ徒(いたずら)に食べたわけではないですよ、試食ですから。
このケーキにはカルダモンを使っています。ちなみにスウェーデン語では「kardemumma(カデムンマ)」と表記します。シナモンと並ぶ、スウェーデン洋菓子においてはメジャーな香辛料ですね。
ショウガ科のカルダモンは一般的にはピリッとした辛みとほろ苦さを演出するスパイスですが、甘酸っぱいルバーブとのコントラストが楽しめるケーキです。言うほど辛さなどを感じるわけではなく、隠し味的な立ち位置ですかね。
商品を選んでいるお客さんの声に耳をそばだてていると、「カルダモンが好き」という方もちらほら。「実は自分もカルダモンが!」ということであれば、ぜひ次回ご来店の際の選択肢のひとつとして挙げてください。
ところでところてん。
スウェーデン語を中心とした様々な国の言葉の発音を集めてくれている&配布してくれているサイトがありまして。Forvoというサイトなんですけれども、そこから必要に応じてスウェーデン語の発音を聴いてもらえるようにするのもいいかな、と。
「Kardemumma」の綴りの中にある「r」がほとんど発音されていないところがキーポイント。「カルデムンマ」とはなりません。「r+d」や「r+t」の組み合わせは撥音便(はつおんびん)っぽくなるのです。先ほどはわかりやすいように「カデムンマ」と表記しましたが、「カッデムンマ」と表記する方がより近いのかもしれません(サンプルの音声ではほとんど消失気味ですけれども)。
なんか、ちょっと付け足したかっただけなのに思ったより長くなってしまいましたが、「カルダモン」を意味する「カデムンマ」というスウェーデン語の単語がより身近に感じてもらえるようになるのであれば。
Rödluvan av BILD: Ingrid Vang Nyman(イングリッド・ファン・ニーマン)
バスケットを持って森にすむおばあちゃんのところへ行き、オオカミに出会う。”赤ずきん”のおはなしは、多くの方が知っています。オオカミはおばあちゃんと赤ずきんを一呑みにしてしまいますが、そこに狩人がやってきて…
ビョルネン・ソベル