ビョルネン日報@18年02月10日(土)くもり

18年02月10日(土)くもり。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

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今日のリッラ・カッテン

今日はスウェーデン語コミュニケーションカフェ(昼の部)でした。日本で映画製作を学ぶスウェーデン人のシーモンとのフリートーク形式のスウェーデン語レッスンです。

その時間はコーヒーやらスウェーデン洋菓子を食べながら過ごすわけですが、せっかくなので以前から気になっていたことを実際にやってみることにしました。

セムラについて調べた時に得た知識だったり、スウェーデン人から聴いていた、古いセムラの食べ方「Hetvägg(ヘートヴェッグ)」。温めたミルクのなかにセムラを浸して、お好みでシナモンを上からまぶして食べるとのこと。きっとこれを日本で食べてみたヒトは、ゼロではないだろうけれども、それほど多くあるまい。何気にフロンティアスピリッツ溢れる自分としては、これはぜひ試してみたい。

隣にいたシーモンに「この組み合わせでヘートヴェッグになるよね?」と最終確認をしてみると、「たぶんそんな感じ」との答えが。若者にはそれほど浸透している食べ方ではないので、誰も正解を知らないまま、見切発車的に試食。

さて、評価はというと…落第点。個人的な感想ですが、これはオススメできません。ただ、そこそこ年齢を重ねたスウェーデン人のなかにはこの食べ方が好きだという方もいるので、うまくハマる方もいなくはないのかもしれないけれども。牛乳でふやけたパンの食感がなんとも気持ち悪い。食べられなくはないけれど、わざわざこの食べ方をしたいとは思えないものでした。

お店の営業を終え、ちょうど自宅に帰ったころ、スウェーデンのリカードからメッセージが。「ヘートヴェッグ食べたんだって?どうだった?」とのこと。コミュカフェで一緒にいたミッキーさんが、試食の様子の画像を送ったのでしょう。

そのメッセージに「気持ち悪い味だった」と答える。「ラクリス、ヘートヴェッグ、シュールストルミング、このなかだったらやっぱりラクリスが一番マズいけどね。」と追伸。つまり、自分のなかではヘートヴェッグの位置づけは、”ラクリス以上のマズさ、シュールストルミング未満のマズさ”という認識です。

シュールストルミングは、極端にその独特な匂いが脚光を浴びているけれども、ちゃんと食べ方を知っているスウェーデン人と食べればそれほど悪いものではないと思うのです。人生で2回しか経験していませんが、実際にスウェーデン人の家庭で食べた時は室内(リビング)で食べましたよ。

いや、もう食べずに済むのであれば別に自分から進んで食べたいと思うものではありませんが。

今日のまっしぐら

あまり詳しく説明はしませんが、スウェーデン語レッスンに参加してくださっているマタタビさんより、店長へプレゼントをいただきました。

写真のなかで確認できるスウェーデン語の文章から、何が起きたのか察することはできますけれども、それはスウェーデン語がわかる方の特権といういことで。

こちらもあまり詳しくは説明しませんが、ミッキーさんからは自分にもプレゼントをいただきました。これ、絶対に自分じゃ買うことないでしょうから、いいチョイスです(高速のサービスエリアとかにも売ってそう)。

一介のお店のことをいろいろと考えてくださる方がたくさんいらっしゃることはとても励みになります。本来はこちらが日頃のお礼を差し上げる立場であるのに、逆にこうして戴きものをするとは。今後もそう思っていただけるような店であり続けることを目標にしましょう。

何はともあれ、思いがけないプレゼントをありがとうございました。

今日もまかないシナモンロール

本日から渋谷で開催されているトーキョーノーザンライツフェスティバル2018のABBA上映回には2回ともスケジュールが合わないので、第2候補の映画をオンライン予約しました。

当日行けばチケットあるだろうと高を括っていると、エライ目に合いそうな勢いで既に座席の大半が予約されているんですね。もう満席になっている映画作品もあるようで、想像以上の盛況ぶりに驚きました。

スウェーデン映画を映画館で観るのは大学の時以来でしょうか。そのとき観た作品の上映はレイトショーのみで、当時は(たしか)東海大学ちかくの鶴巻温泉という駅に住んでいたため、終電に乗って帰るためには駅まで走らないといけなかったことだけ覚えています。

ザ・スパイダーズの名曲タイトルを借りれば、「あの時 君は若かった」ですね。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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