ビョルネン日報@17年12月25日(月)はれ

17年12月25日(月)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

明日12月26日(火)が2017年最後の営業となります。年明け2018年は1月5日(金)から営業再開です。

今日のリッラ・カッテン

クリスマスに合わせて店長がクッキーを多めに用意したのですが、相変わらず供給が追い付いていないのが現状でございます。もしもお気に入りのクッキーがありましたら、事前にお申し付けくだされば取り置きも可能ですので、どうぞお気軽に。

いつぞやリネアさんからいただいた小田原産レモン、いまお店に並んでいるレモンスティック(Citronstänger)に使われているそうです。ということで、この後リネアさんからの戴きものも紹介させていただきますです。

今日の主役は”まっしぐら”に譲ります。

今日のまっしぐら

今日はクリスマス。そんな大事な日に当店のスウェーデン語レッスンに参加してくださっている、くぅげるさん&リネアさんのお二人が、今日はご自身たちの”人形作りの先生”を連れて来てくださいました。

ちなみに、くぅげるさんのご来店は2日ぶり、2017年のクリスマスシーズンをリッラ・カッテンに費やしてくださり光栄です。2017年、リッラ・カッテンに最も多く足を運んでくださったのは、くぅげるさんかもしれません。先日のクリスマス会でも、リッラ・カッテンとして提供したカレンダーをお持ち帰りいただいたのはくぅげるさん。ご縁を感じます。

さて、一方のリネアさんは今日も手土産をくださいました。チョコレート、手編みウサギの指人形、そしてさすがリネアさんの植物まで、いつもありがとうございます。さすがにご自宅の庭の植物はこの季節には鳴りを潜めているということですが、お店のために植物をご用意いただけるお気遣い、いつも助かります。

このお二人の存在に、今年のリッラ・カッテンはとても励まされてきたような気がします。決して客数の多い店ではありませんが、こうして何度も足繁く通ってくださる方の存在が、「自分たちの進んでいる方向性は間違っていないハズ」という自信に繋がってきた面もあると思うのです。

いいこと言ったぞ。

そしてお二人の人形作りの先生。かつて先述のお二人を通じて、リッラ・カッテンにヤマモモの実をくださった方がいらっしゃったのです。それが今日お越しくださった先生なのですが、ヤマモモの一件がそのまま通り名になり、お店でも”ヤマモモさん”で通じる方になっていました。そしてようやくそのヤマモモさんにお会いすることができました。

こちらからはヤマモモに対する大したお礼もできていないのに、ご来店に際して手土産をご用意いただいていました。スズメウリとメロゴールド(柑橘系らしい)をいただきました。

スズメウリはオモチャみたいで面白い。名前も言い得て妙、たしかにスズメだったりウズラっぽい模様が実に浮かんでいる。スベスベマンジュウガニ(有毒)に匹敵する素敵な名前だと思います。

スウェーデンでスウェーデン語を中心に勉強してきた自分たちですが、スウェーデンが繋いでくれるいろいろなご縁により知見が広まりますね。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

店長的には12月25日はクリスマスのロスタイム的な存在のようで、もう街中は正月気分にシフトを始めているから、きっとお客さんも少ないだろうと思っていたのです。

でもなんだかんだでクリスマス当日にあたる日ですから、そんな日に洋菓子店が店を開けないわけにはいかないだろうという、一抹のエクスキューズ感を背負いながらも、本来は定休日にあたる月曜日ではありますがお店を開けることにしました。

ところが実際にフタを開けてみると、常連さんたちの来店はもちろん、「月曜日が定休日のリッラ・カッテンにやっと入れた」という声まで、結果的には「オープンしてよかった」という一日でしたね。

店長に「今日という一日に、星いくついただけますか?」と尋ねたら、「ホシ、ミッツデス!」との答えが。クリスマスという日、リッラ・カッテンの製造室内ではそんな会話も飛び交っておりました。

ちなみに店長へのクリスマスプレゼントは、”きんぎょがにげた”がモチーフの切手シート2枚と、黄色い花が中心になったブーケでした。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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