ビョルネン日報@17年06月10日(土)はれ

17年06月10日(土)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

今日のリッラ・カッテン

ブレブレの写真ですけれども。

この後の駄文でも触れていますが、自分が近々スウェーデンに行ってしまうので、その間すこしでも店長の仕事がラクになるように、自分なりにいろいろと下ごしらえをしています。

お客さんから見てレジ越しにある製造室。製造室内の構造上、食器や調理器具などを洗っていると、大きな冷凍庫によってレジへの視線が届かないことや水の音や換気扇の音がうるさいせいもあり、お客さんがはいってきてくれたことに気がつけないことがあります。

そのためにかつて一世を風靡したアイススケーター荒川静香さんのように背を反らせ、数秒おきに冷凍庫越しに顔を覗かせてお客さんが来ていないかどうかをチェックしたくなるのです。

そこで、「もし気が付かないうちにお客さんが入ってきていたらどうしよう」という精神的な負担の軽減のため、こうやって「奥で皿洗いしています」のお知らせをレジ上に出せるように札を作ってみました。

常にレジ前に誰かがいれば何の問題も生じないわけなんですけどね。零細経営のため、行き届かない点もあるかと思いますが今後も温かい目で見守っていただけると助かります(すでにとても温かい目で見守ってくださっていることは認識しております、ありがとうございます!)。

そういえば、山下先生の『スウェーデン語文法』を本日お買上げいただきました。個人的に「スウェーデン語レッスンの参加者さんの手に渡るといいな」と考えていたのですが、無事にそのささやかな希望も叶いました。決して安くはない本なので、ぜひ頑張って活用してほしいなと思います。

そして「スウェーデン語の本が買えて嬉しい」という言葉も励みになります。もちろん決して多くはないですが、こういう方の存在があるから本の販売も続けられるのです。いまは本棚がスカスカで申し訳ないです。

今日の駄文

自分がスウェーデンへ行くまで10日を切りました。また念願のスウェーデンに行けるなんて、もうワクワクして毎日現地で何をしようかを考えてしまって。楽しみで楽しみで仕方ありません!

…とか書いたほうがいいんですかね。贅沢なハナシかもしれませんが、実は自分でもフシギなくらいに海外へ行くという自覚がないんですよね。そろそろ準備しておかないと、いざ「これを用意していなかった」というときに対応できなくなってしまうなぁ、とかは考えているのですけれども。

中学生みたいに「自分、そういうの興味ないし」とか言っておいて、実は内心メチャクチャ楽しみにしているとかそういうパターンなんですかね。

主に滞在するストックホルムもヨーテボリも、だいたい街の中心部の地図はアタマに入っていますし、そんなに旅として新鮮さを感じていないのかな。そもそもそんなに観光に興味ないせいもありますが、「あそこに行ってみたい」とかいうワクワクはないのです。「ここにこんなお店があったなんて!」というような新しい発見は楽しみですけどね。

それとも、以前のおつかいで体力的に相当たいへんだったから、それがトラウマとして心の奥底に残っているのかな。前回、ストックホルムで店と滞在先のホテルを大荷物を持って行き来しているときに「引っ越屋さんとやっていることが変わらないじゃないか」と思いましたから。「スウェーデンに買い付けに行かれるなんて優雅ですね」なんて幻想だと本気で思いましたから。そんなこと言っちゃうようなヒトがいれば、小一時間ほど正座で説教ですよ。

時給に換算したらバイトした方がマシなくらい地味な作業が待っている。こういうこと、夢を壊すから言わない方がいいのかな。じゃあ、ここに書いたことは全部フィクションです。

まあ、インドア派な自分は外に出るまでテンション上がらない性格なのです。現地に行ってしまえば、きっと楽しくなるハズ。そうだそうだ。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

コメントを残す

2024 © スウェーデン菓子「リッラ・カッテン」