ビョルネン日報番外編@ストックホルムでの事件から考えたこと

2017年04月07日に発生したストックホルムでのテロ事件から考えた、些細ながらもムリなく自分にできそうなこと。

まずはこの事件に言及するにあたり、事件の犠牲になった方々へのお悔やみを。そしてストックホルムやスウェーデンに住む人々の心中、お察しします。

と、ここでTwitterでの書き込みを改めてここに引用したいと思います。

Twitterに書き込んだ自身のツイート:
スウェーデンでのテロ報道をうけて、ただ起きてしまった出来事を傍観するだけではなく、ではこれを教訓に自分たちには何ができるのだろうと考えることまで必要だと思うのです。

まあ、こんなことを書いてしまったので自分にできることをきちんと考えました。

それは「街中で”歩きスマホしない”を徹底する」です。そもそもあんまり街中で歩きスマホしませんけれども、”更に徹底”です。

できるだけ簡潔に書きますので話が飛躍して聞こえるかもしれませんが、一例を挙げると『スマホを操作しながら車を運転していて人を殺めるという行為』は、『テロにより人を殺める行為』と本質的には一緒だと思うのです。

不注意の事故による殺人なのか、もしくは信念に基づいたテロ行為による殺人なのか、法律による裁き方に違いはあれど『人を殺める』という共通点で括れば、どちらも同じです。ストックホルムの事件を「作為的テロ」、日本で繰り返されている車での事故を「不作為的テロ」と言い換えても違和感はありません。

そこで自分がいまの日本でムリなくできることはなんだろうと考えると、この「不作為テロ」の温床をつくらないという結論に結びついたのでした。つまり、移動しながらのスマホ操作をする人間が気まずくなるような世の中にすることが必要なのではないかと。そのためには歩きスマホをする人間が一人でも世の中から減ることが必要なのです。

まずは自分だけでも街中での歩きスマホをしないことを更に徹底してみようと思います。「いま着いた」など5文字のメールでも意識的に立ち止まって打つようにしたいと思います。重ねて書きますが、そもそもあんまり歩きスマホしませんけどね。

それが今回のストックホルムで起こされた事件に対する自分なりの結論です。

ただし、危険な要素がまったくないと判断できる状況下での歩きスマホ禁止はナンセンスであると付け加えておきます。

あくまでヒトやモノとの接触可能性がある場所での歩きスマホが危険と言っているのであり、極端に言えば誰もいないし車の往来もない砂浜だったり森のなかで歩きスマホをしてもまったく問題はないというスタンスです。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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