
17年04月04日(火)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。
- 《残1》04月06日(木)スウェーデン語講座(初級A)参加お申込み
- 《満席》04月06日(木)スウェーデン語講座(初級B)参加お申込み
- 04月08日(土)スウェーデン語コミュニケーションカフェ 参加 お申込み
- 《満席》04月13日(木)スウェーデンの伝統クッキー4種類を作ろう!お申込み
- 《満席》04月15日(土)スウェーデンの伝統クッキー4種類を作ろう!お申込み
- 《残2》05月04日(木・祝)「北欧トークカフェ:リンドグレーン」お申込み
本日、まずは御礼から。
「スウェーデンクッキー4種」のワークショップが満席となりました。お申し込みいただいた方々、遠方から起こしくださる方、いつも参加してくださる方、初めてお会いする方、お会い出来るのを楽しみにしています。

そして、本日の夕方まえくらいにFacebook/Twitterなどでお知らせをさせていただいた初開催イベント、「北欧トークカフェ」についても早速のお申込みをいただきまして、はやくも予定数まで残2席となりました。誰にも興味を持っていただけなかったときのために最小遂行人数の設定はしたものの、杞憂に終わったようです。よかった。
第1回目のトークテーマとなるのはスウェーデン児童文学界を代表するアストリッド・リンドグレーンについて。リンドグレーンについて興味がある方が集まれる場をご用意し、テーマに対するそれぞれの想いや知見を共有してみましょうという企画です。
リッラ・カッテンから1名が司会的な役回りとして参加をさせていただきまして、初対面同士の方でもスムーズにコミュニケーションが取りやすいように最初はテーマなどを提示してみますけれども、もしその場でのおしゃべりが盛り上がれば放置しちゃおうと思います。
リンドグレーンについては自分たちよりも参加者さんの方が知識が深いと思いますので、こちらもその場に混ぜていただきながら興味深く話を伺いたいと思います。
ちなみにいつもならリッラ・カッテンは祝日は定休日となっているのですが、世間でいうゴールデンウィークは不規則ながら営業します。(2017年4月&5月の営業日のご案内はコチラ)
05月04日(木・祝)「北欧トークカフェ:リンドグレーン」詳細ページ

毎回特に大きく告知はしていないのですが、今日はシナモンロール100円やってました。
まあそれはいいとして、ここ数日の間に「はじめて来ました」とおっしゃってくださる方がチラホラと。最近の積極的な情報発信が功を奏してくれたのかな、と広報担当として都合がいいように解釈しているのですけれども。
春という季節がそうさせているのかもしれませんが、ヘタなチョーク絵を掲げることでちょっとでも親近感を持ってくださればいいのですが。

かつぶし新聞もようやくオモテに出せました。
回り回って大家さんの下にもこの新聞が届いたようで、店のスグ裏に住んでいる大家さんが店にいらした際に「新聞つくったんだね」という話題を挙げてくれました。この新聞が、こうやって誰かの手を介してまた誰かの手に渡るということを理想のひとつとして想定していたので、早速それが実現できたようでよかったなと思いました。
デザインも写真(一部のぞく)もテキストもすべて自分たちでつくったものなので、これをきっかけに接点を持ってくださる方が増えればいいですね。
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さて、以下はスウェーデン語文法書についての話題なので、スウェーデン語に興味がない方はまた明日よろしくお願いいたします(興味ない方にはホントにつまらないハナシなので)。

何日も延期が続いていますが忘れないうちに書いておきます。スウェーデン語文法書について。
このスウェーデン語文法書は日本語で書かれた文法書のうちで最も内容が濃く書かれています。つまり、英語ができない方がスウェーデン語を勉強する上では最もレベルの高い内容が書かれています。
だからといってこれ一冊を手元に置けばスウェーデン語ができるようになるかというと、正直言ってそれはかなり難しいです。具志堅用高の滑舌をなめらかにさせるくらい難しいです。(余談ですが「ちょっちゅね」は調べてみたところ「そうですね」という意味だったんですね。)
スウェーデン語独特のアルファベットの発音方法も言葉で丁寧に説明してくれているのですが、ここに書かれた説明だけで完璧に発音できる日本人はほぼいないハズです。これはこの本をピンポイントで批判しているのではなく、どの本の発音方法に対する説明においても言えることです。
ではどういう使い方が理想的なのかというと、どこかで誰かの指導のもとでスウェーデン語を勉強した後の復習につかうとこの文法書の効果が発揮できると思うのです。この本のタイトルに”初級”だったり”基本”などの甘い言葉が使われていないように、スウェーデン語文法の知識が中級以上でないと書かれている内容が理解できない部分が多いです。
逆に初心者向けのスウェーデン語文法解説書で物足りなくなった時、さらに深くスウェーデン語文法について日本語で解説されている本を探すとしたら、選択肢はこの「スウェーデン語文法」しかないのかな、と。
もしくはスウェーデン語文法をスウェーデン語で学ぶという道もありますが、中級以上になるための壁っていうものがあるのかもしれません。

しかし、残念ながらこの本は絶版になっています。マイナー言語を扱う書籍というだけあり、定価の時点で6,000円弱するものでした。今現在、amazonで古本として買えないこともないのですがプレミア価格が付いています。
東海大学でスウェーデン語を専攻していた学生はこの本を購入することが不可避だったので、自宅にはこのスウェーデン語文法が2冊あります。で、この本を上梓した山下先生は自分たちのスウェーデン語の先生だったわけです。
いまとなっては貴重な本になりつつあるこの本を入手できるチャンスが偶然ありまして、ちょっと高いけれども入手することにしました。もしリッラ・カッテンのスウェーデン語レッスンに参加してくださっている方でそのうちこの本が必要になったと感じる方がでてきたときのために持っておきたいなと。
この本との接し方を説明できる距離感にいられる方へこの本を繋ぐことが、ちっぽけではありますが山下先生にスウェーデン語を教わったことに対する返礼になり得るのかなとも思いまして。

自分の使っていた「スウェーデン語文法」を開いてみると、下線が引かれているのですが2色使われています。さらに蛍光ペンでもなぞられていたり。もうどんな意図があってこうなっているのか覚えていませんが、大学生ってこんな感じだったかー、という印象を受けます。勢いだけはある、みたいな。
下線を引いてあっても、いまだに自分はこの部分とか理解できていませんが。限定用法とか叙述用法とか、わからなくてもスウェーデン語に慣れてくれば文法の仔細を気にしなくても大丈夫。ヒトにスウェーデン語を教えるとかいう立場を目指しているわけでなければ、むしろ語彙を増やすほうがいいという別の恩師の声もありましたし。
というわけで、自分はいまスウェーデン語の語彙力を増やすことに時間を費やしています。
スウェーデン語初級A:新設土曜日コース事前申し込みについて
引き続き、事前申し込みを受け付けておりますので、ご興味お持ちの方はご連絡ください。(本申込開始はレッスンテーマが決まってからとなります。)
04月22日(土)12:00~13:30
※ 募集人数 5名(最小遂行人数3名)
※ 内容は04月20日(木)に開催するレッスンと同じものになります
ビョルネン・ソベル