スウェーデン菓子店、深夜のねごと@21年08月24日(火)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて。

営業時間のお知らせ

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  • 木曜日と土曜日の営業時間のお知らせ
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スウェーデン菓子のオンライン販売

  • Lilla Katten ONLINE STORE
    リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 申し込み中止しています


もっと身近にスウェーデンのお菓子を、ということでリッラ・カッテンのONLINE STOREにて販売している「7種類のスウェーデンクッキー箱」です。

7種類のクッキーとは別に、オマケのクッキーとして現在は「スウェーデン料理をクッキーにしてみようプロジェクト」と称したクッキーシリーズをお付けしています。

今回は「ヤンソンの誘惑」という料理をモチーフにしたクッキーです。


今回のクッキー箱のオマケは「ヤンソンの誘惑」


前回のおまけクッキーである「空飛ぶヤコブさん」に引き続き、今回もちょっと変わった名前のスウェーデン料理がモチーフです。

Janssons frestelseヤンソンス・フレステルセ(ヤンソンの誘惑)」という、スウェーデンのポテトグラタンをモチーフとしたクッキーで、ジャガイモを主役に、タマネギやアンチョビの風味を加えています。

さらにクッキーの表面に黒コショウを振り掛け、見た目にも、味にもアクセントにしました。


「ヤンソンの誘惑」はパーティーにピッタリのポテトグラタン

OTW/imagebank.sweden.se

「ヤンソンの誘惑」は、千切りにしたジャガイモを主役に据えたスウェーデンのポテトグラタンです。

ソースとなる生クリームで材料を浸してオーブンで焼くのですが、カタクチイワシを塩漬けにして作られる「アンチョビ」を添えるのがポイントで、この塩気がアクセントとなります。

人々が集まるパーティーのような場面で重宝される料理の一つで、クリスマス、夏至祭、イースターなど、季節を問わず楽しまれています。


「ヤンソンの誘惑」の名前の由来

1928年公開の映画「Janssons frestelse」のポスター

名前のインパクトの強さから、スウェーデン料理としてこの「ヤンソンの誘惑」の名前を記憶している方もいらっしゃることでしょう。スウェーデンにおける「ヤンソンの誘惑」の名前の由来に関する有力な説は2つほどあります。

1つが《19世紀のオペラ歌手ペール・ヤンソン説》、そしてもう1つが《1928年公開の映画タイトル説》です。

どちらもスウェーデン語版および英語版のWikipediaで紹介されていますが、後者の説の方が有力である可能性が高そうなので、以下に《1928年公開の映画タイトル説》の概要を紹介します。

エルヴィラ・スティーグマルクという女性が、自身の開催するパーティーにて提供したアンチョビグラタンのことを、前日に観た映画の名前になぞらえて「Jansons frestelse」と呼んだというエピソード。これがスウェーデンの美食アカデミーによって発行された書籍「Gastronomisk Kalender 1989」のなかで説明されたそうです。

日本ではこの「ヤンソンの誘惑」という料理名について語られる際に「宗教家である菜食主義のヤンソンさんでさえ、この料理の誘惑に勝てずつい口にしてしまったから」という紹介がされることが多いようですが、自分はこの説についてスウェーデン語で語られている文章は見つけられていません。

この「ヤンソンの誘惑」の名前の由来については、過去に本気で調べてブログにまとめたことがあるので、興味のある方は後に挙げる参考URLをご覧ください(面倒だから、もう調べたくない)。


「ヤンソンの誘惑」は期間限定オマケです


紹介した「ヤンソンの誘惑」は、「7種のスウェーデンクッキー箱」と一緒に期間限定でお届けします。

レギュラーでお届けしているスウェーデンクッキー7種のラインナップは以下のクッキーです。

  • ジンジャークッキー
  • ラズベリーの洞窟
  • ダイムクッキー
  • モカの糸玉
  • クリングロル
  • バニラホルン
  • レモンスティック

上記のクッキーと、先に紹介した「ヤンソンの誘惑」がそれぞれ4枚ずつ、8種のクッキーで計32枚のクッキーが入った箱となります。


ということで、「ヤンソンの誘惑」をおまけとした「7種類のスウェーデンクッキー箱(+おまけ:各4枚)」の注文をオンラインストアにて受付予定です。

下記のリンクを辿っていただくか、いま閲覧いただいているページの右下にある「オンライン店」から『スウェーデン菓子』のカテゴリを訪れてください。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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