京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
もっと身近にスウェーデンのお菓子を、ということでリッラ・カッテンのONLINE STOREにて販売している「7種類のスウェーデンクッキー箱」です。
7種類のクッキーとは別に、オマケのクッキーとして現在は「スウェーデン料理をクッキーにしてみようプロジェクト」と称したクッキーシリーズをお付けしています。
今回は「ヤンソンの誘惑」という料理をモチーフにしたクッキーです。
今回のクッキー箱のオマケは「ヤンソンの誘惑」
前回のおまけクッキーである「空飛ぶヤコブさん」に引き続き、今回もちょっと変わった名前のスウェーデン料理がモチーフです。
「
さらにクッキーの表面に黒コショウを振り掛け、見た目にも、味にもアクセントにしました。
「ヤンソンの誘惑」はパーティーにピッタリのポテトグラタン
「ヤンソンの誘惑」は、千切りにしたジャガイモを主役に据えたスウェーデンのポテトグラタンです。
ソースとなる生クリームで材料を浸してオーブンで焼くのですが、カタクチイワシを塩漬けにして作られる「アンチョビ」を添えるのがポイントで、この塩気がアクセントとなります。
人々が集まるパーティーのような場面で重宝される料理の一つで、クリスマス、夏至祭、イースターなど、季節を問わず楽しまれています。
「ヤンソンの誘惑」の名前の由来
名前のインパクトの強さから、スウェーデン料理としてこの「ヤンソンの誘惑」の名前を記憶している方もいらっしゃることでしょう。スウェーデンにおける「ヤンソンの誘惑」の名前の由来に関する有力な説は2つほどあります。
1つが《19世紀のオペラ歌手ペール・ヤンソン説》、そしてもう1つが《1928年公開の映画タイトル説》です。
どちらもスウェーデン語版および英語版のWikipediaで紹介されていますが、後者の説の方が有力である可能性が高そうなので、以下に《1928年公開の映画タイトル説》の概要を紹介します。
エルヴィラ・スティーグマルクという女性が、自身の開催するパーティーにて提供したアンチョビグラタンのことを、前日に観た映画の名前になぞらえて「Jansons frestelse」と呼んだというエピソード。これがスウェーデンの美食アカデミーによって発行された書籍「Gastronomisk Kalender 1989」のなかで説明されたそうです。
日本ではこの「ヤンソンの誘惑」という料理名について語られる際に「宗教家である菜食主義のヤンソンさんでさえ、この料理の誘惑に勝てずつい口にしてしまったから」という紹介がされることが多いようですが、自分はこの説についてスウェーデン語で語られている文章は見つけられていません。
この「ヤンソンの誘惑」の名前の由来については、過去に本気で調べてブログにまとめたことがあるので、興味のある方は後に挙げる参考URLをご覧ください(面倒だから、もう調べたくない)。
「ヤンソンの誘惑」は期間限定オマケです
紹介した「ヤンソンの誘惑」は、「7種のスウェーデンクッキー箱」と一緒に期間限定でお届けします。
レギュラーでお届けしているスウェーデンクッキー7種のラインナップは以下のクッキーです。
- ジンジャークッキー
- ラズベリーの洞窟
- ダイムクッキー
- モカの糸玉
- クリングロル
- バニラホルン
- レモンスティック
上記のクッキーと、先に紹介した「ヤンソンの誘惑」がそれぞれ4枚ずつ、8種のクッキーで計32枚のクッキーが入った箱となります。
ということで、「ヤンソンの誘惑」をおまけとした「7種類のスウェーデンクッキー箱(+おまけ:各4枚)」の注文をオンラインストアにて受付予定です。
下記のリンクを辿っていただくか、いま閲覧いただいているページの右下にある「オンライン店」から『スウェーデン菓子』のカテゴリを訪れてください。