京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
現在、実店舗におけるイートインは実施していません。
今週末、5月16日(日)12時より、オンラインストアにてお菓子の注文受付を行います。
今までは「12時ごろ」と表記していましたが、利用しているカートシステムに販売時間を設定できる機能があることがわかったので、12時ぴったりに販売状態になります。これまでは手作業で販売状態に切り替えていたので、ちょっと便利。自動化できたことで、注文は20時までの受付としたいと思います(早期終了する商品あり)。
今回の主役は『カルダモン』という、スウェーデンのお菓子にしばしば用いられるスパイスを用いた「カルダモンのお菓子3種セット」。カルダモンの風味が薫る「カルダモンロール」、「バナナとカルダモンのケーキ」、「カルダモンのブラウニー」の3種(各2個)のセットでお届けします。
このカルダモンの存在が最も際立つ菓子パンが、その名も「カルダモンロール(Kardemummabulle)」です。
今回提供するものは正確には”ロール”していないのですが、便宜上、カルダモンロールと表記しています。いくつかの形で焼いてみたところ、この形が一番食感がよかったので。
『カルダモン』は、スウェーデン語で「Kardemumma(カデムンマ)」と言います。スウェーデン人のコーヒータイムに欠かせないシナモンロールにもカルダモンが使われますが、そのシナモンロールよりも更にカルダモンの存在にスポットが当たった菓子パンです。シナモンロールの兄弟みたいですね。
お店で販売しているシナモンロール作りで培った、カルダモンとの距離感を活かしました。鞘付きのカルダモンを一つ一つ手で剥いて、挽いています。カルダモンはパウダーでも販売されていますが、やはり手で剥いたカルダモンとは風味が格段に違います。
こうしたスパイスが高価になってしまうのは、希少性だけでなく、加工費による影響も大きいようです。ウチには立派に職責を果たしてくれる5歳のカルダモン剥き職人がいて助かっています(自分がカルダモンの鞘に包丁で切り目を入れてから渡してる)。
自分が携わったものが誰かに食べてもらえることに嬉しさを感じているようです。もう少し大きくなったら店を手伝うと言っていますが、実現するといいですね。目指せ零細運営。
写真は自宅にディスプレイしてあるスウェーデンの香辛料メーカーが販売しているカルダモンのビンと、鞘付きのカルダモンを撮ったもの。
カルダモンの日本で最も身近な利用方法はカレーでしょうか。カレーにはいろいろなスパイスが使われているため、どの風味をカルダモンが担っているのかわかりづらいもの。中学生らへんのときに、バンドが演奏している様子をテレビで観る度に「ベースのヒトって、音出してる?」と思ったものですが、混ざってしまうとわかりづらいですよね。
今回のカルダモンをフィーチャーしたお菓子3種を口にすれば、これまでカルダモンの味を体験したことのなかった方も「これがカルダモンの味か!」とわかっていただけるハズです。
でも、口のなかでカルダモンだけを噛むと後悔します。唐辛子などと同じように、何かと一緒に食べるからいいのです。
ということで、カルダモンを主役にしたお菓子3種を含むスウェーデン菓子の注文は「5月16日(日)12時ごろ~」より、オンラインストアにて受付予定です。下記のリンクを辿っていただくか、いま閲覧いただいているページの右下にある「オンライン店」から『スウェーデン菓子』のカテゴリを訪れてください。