京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
実施日や客席を限定してイートイン営業を再開しました。イートイン利用をご希望の方は、ご来店前に「営業カレンダー」をご確認ください。
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そういえば。『甘栗むいちゃいました』顔負けの事後報告となりますが、どこにもお伝えせずにシレっとインスタでアドベントカレンダー企画を始めていました。『アドベントカレンダー企画はじめちゃいました』です。
» @lillakattenpaper
「アドベントカレンダー、何それ食えんの?」という方もいらっしゃるかもしれませんので改めて説明しておきます。
「アドベントカレンダー」とは?
何かしら”オープンできるもの”を24個用意し、12月1日からクリスマスにあたる24日まで毎日一つずつ、それらをオープンしていくという文化です。写真では「小包」のようなものに数字が振ってありますが、多くの場合は「小窓」を模したものが24個並んでいることが多いです。
写真のアドベントカレンダーほどオシャレにで凝ったものである必要はなく、手作りで、たとえばマッチ箱を24個用意して団地のように組むのもいいようです。
そうしてオープンできるものを24個用意したら、たとえば中にお菓子などを忍ばせておきます。クリスマスまでの残り日数を指折り数えつつ、毎日1つずつお菓子が食べられるような、そんな楽しみが詰まったアイテムです。
近所のカルディでもディズニープリンセスが印刷されたアドベントカレンダーが売っていたので、マディッケン(5歳)も毎朝それを開けて出てくるチョコレートを楽しみにしています。
そういったアドベントカレンダーという文化が転じて、ブログなどで決まったテーマに沿って毎日1つずつ記事を投稿するという企画が行われたりするのです。
#リッラカッテンアドベント2020
リッラ・カッテンはスウェーデン菓子店なのですが、スウェーデンの絵本やグリーティングカード、切手なども扱っています。
企画のためにスウェーデンのお菓子を24種類もつくるのはシンドいので、資料として集めているレトロなグリーティングカードを毎日1つずつ紹介することにしました。
実は去年もやっていたのですが、この1年のあいだに資料もかなり増えたので、なるべく去年と重ならないカードになるように努めています。
これらの多くは、おおよそ100年前に実際に投函されたグリーティングカードであり、こうして手元に残っているわけです。インターネット上にアップされた情報が100年以上残るとは思えませんが、こうした印刷物は100年経った今でもこうして文字通り色褪せず、当時の面影をそのまま残しています。
自分がこの世からいなくなっても、この先の何世代にも渡って誰かの手に渡していくことができるし。デジタルとは違って自分と一緒に歳を重ねてくれる点にも、小田和正じゃないけれども言葉にできない魅力を感じています。
» @lillakattenpaper
というわけで。リッラ・カッテンのアドベントカレンダー企画も半ばに差し掛かってきましたが、24日まで毎日更新しますので、興味とインスタアカウントをお持ちの方は覗いてみてください(インスタのアカウントがなくても見られるのかな?)。
オマケ「Snöbollskort(スノーボール・カード)」
アドベントの8日目に投稿した丸いグリーティングカード、「Snöbollskort(スノーボール・カード)」と銘打たれています。
「Aina Stenberg(アイーナ・ステーンベリィ)」というグリーティングカード向けのイラストを多く手掛けた人物によるもので、彼女のグリーティングカードにはこうした変形グリーティングカードが多く見られます。
自分はこのカードの姿を書籍で初めて目にしたときに「ホントにこんなカードが郵便で送れたんだろうか」と疑問に思ったものです。インスタにはイラスト面だけが見えるように投稿しましたが、同じような感想を持たれた方もいらっしゃるかなということで、ウラ面と比較できるように、スノーボールカードを2枚並べてみました。
切手を貼って、住所を書いて、なんてことをしていたらメッセージを書くところなんてほとんどないじゃん…って。実際にほとんどスペースはないのですが、シンプルに「God Jul!(メリー・クリスマス)」だけ書ければクリスマスカードを送るだけで充分な挨拶として成立すると見なす方も多かったようです。