スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年10月25日(日)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて。

営業時間のお知らせ

  • 木曜日と土曜日の営業時間のお知らせ
    毎週木曜日と隔週土曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は従来通り11時オープン)。

  • イートイン営業を一部再開しました
    イートインを実施していない曜日も多いので、イートインご希望の方は営業カレンダーを確認の上でご来店ください。

スウェーデン菓子のオンライン販売

  • Lilla Katten ONLINE STORE
    リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー「スウェーデン菓子」」をご覧ください。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 申し込み中止しています


2020年10月27日(火)は臨時休業いたします

実施日や客席を限定してイートイン営業を再開しました。イートイン利用をご希望の方は、ご来店前に「営業カレンダー」をご確認ください。

スウェーデンの菓子パンを焼く際にしばしば用いられるカルダモン。スウェーデン語では「kardemumma(カデムンマ)」といいます。

カルダモンの風味を際立たせるために、こうして鞘に包まれたままのホールの状態から挽いた粗挽きのカルダモンを使用するのが一番いいのですが、その作業に手間暇が掛かるためになかなか実現できず、すでにパウダーになった状態のカルダモンを使用しています。

そこで、スタッフのなかで唯一お菓子を作ることのない自分が鞘を剥くことを担当することで、どうにかホールからの粗挽きカルダモンの利用を実現できないかという案が浮かんできたのです。パソコン以外の仕事をするのも、気分転換になっていいですし。


先日、試験的にカルダモンの鞘を剥くところから粗挽きするところまでを手作業でやってみましたが、3時間近く掛かってしまいました。時給800円だったら2,400円もらえる。

ちなみに。スウェーデンにおけるカルダモン情報を調べていたら、スウェーデン語の記事のなかで『カルダモンは3番目に高価なスパイス』と紹介されていました。1番はサフラン、2番はバニラ、そして3番がカルダモンなんだとか。植物を料理に利用できるようにするまでの人的コストも高いですから、贅沢品なんですね(参考:Kardemumma – 6 saker du inte visste om kryddan | Mitt kök)。

そして今日は、カルダモンの鞘を剥いてから、包丁で刻んでからすり鉢で挽いてみました。こっちの方が手への負担は減っていいかもしれません。まあ、いろいろとやってみています。

スウェーデンには粗挽きのカルダモンが売っているらしいので、そういったものを取り寄せるなどで対応するかもしれませんが(カネで解決)、いずれにせよカルダモンの風味をアップさせるべく、やり方を模索しながら粗挽きカルダモンへ切り替えていきたいです。


で。早速、手作業で完成させた粗挽きカルダモンをつかって年明けから提供予定のセムラを試し焼きしてみたのです。

試食してみたところ、確実に以前よりカルダモンの風味がアップし、粗めに残ったカルダモンの粒が食感と風味のアクセントとなりました。もうちょっと改良は加えるかもしれないけれども、ひとまず合格ラインをK点超え。「ふなきぃ~」の声が聴こえる。

そして、せっかく試作でつくったこのセムラ。このセムラを次回2020年11月01日(日)のオンラインストアでの菓子注文受付にて、”ちょっとした条件”をつけてこっそり販売することにしました。試作セムラを販売することはこのページでしか告知しませんし、これを読んでくださった方にだけ届けばいいと思います(売り切れなくてもヨシ)。

ちょっと面倒ですが、ご注文時の”ちょっとした条件”は以下の通りです。

試作セムラのご注文時のお願い

  1. 販売ページにセムラのわかりやすい写真は載せません
  2. セムラだけの注文はご遠慮ください(注文キャンセルとなります)
  3. お一人様1セット(1セット=2個)しか注文できません
  4. 試し焼きの分しか出来ないので数量に限りがあります
  5. 年明けから販売するものと若干の風味が異なる可能性があります

あくまで「試作でつくったものをつまみ食い」くらいの感覚で、セムラだけの購入を主目的にしていただくのはもう少し先に取っておいていただきたいので、今回はセムラのみの購入はダメということにさせていただきました。

本来は年明けから提供されるハズの季節外れのセムラ、粗挽きのカルダモンと少々フライング気味であるというちょっとした罪悪感をスパイスに。

まあ、セムラを通年で販売しているお店もありますけれどもね。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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