スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年07月25日(土)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

営業時間のお知らせ

  • イートイン営業を一部再開
    現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。

  • 営業時間のお知らせ
    隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。

スウェーデン菓子のオンライン販売

  • Lilla Katten ONLINE STORE
    リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 申し込み中止しています


当面のあいだはテイクアウトのみで営業し、毎週木曜日は午後12時(正午)からのオープンとなります。

オンラインストアにおけるケーキの受注を明日、7月26日(日)12時ごろに行います(今後は隔週日曜日を目処に受注日を設ける予定)。

もしも注文数に偏りがあってスグに受注予定数に達してしまう商品があれば、受注数を追加することもあります。少なくとも30分くらいは見張っておくので、12時ちょうどにアクセスして手早く購入処理をしないと売り切れになってしまうということは避けたいと思っていますので、どうぞゆっくりと。意外と、シルビアケーキあたりが一番早く売り切れになったりしますかね。

で。前回のブログでは「ルバーブのアイス&シナモンロール風アイス」について少し触れましたが、今回はもうひとつの新作として並べる創作スウェーデン菓子「レモンケーキとエルダーフラワームース」について少々。

用意した注文ページに書いた、「レモンケーキとエルダーフラワームース」についての紹介文の一部を以下に転載しておきます。

創作スウェーデン菓子「レモンケーキとエルダーフラワームース」

エルダーフラワーとは、西洋ニワトコと呼ばれるハーブの一種。その花を砂糖や柑橘類などで煮詰めてつくったシロップを薄めてジュースにして飲みます。マスカットのような爽やかな味となり、スウェーデンだけでなくヨーロッパで親しまれる存在です。

ケーキのムース部分に、普段はジュースに使用しているエルダーフラワーシロップをたっぷり加えて、彩をだすためにピスタチオをまぶしました。ベース部分ではレモンの風味がしっかりと感じられ、エルダーフラワーとの爽やかなコンビネーションが楽しめます。

毎回何かしらの新らしいお菓子を並べることを目標に掲げると、スウェーデン菓子の虎の巻である「Sju sorters kakor(”7種のお菓子”という名のスウェーデン伝統のレシピ本)」に掲載されているレシピが豊富とはいえ、やがてネタが枯渇するもの。そこで、最近はスウェーデン文化をアレンジしてお菓子に取り込んだ『創作スウェーデン菓子』も並べています。

今回の「レモンケーキとエルダーフラワームース」も、2人でアイディアを出しながら作られたものです。自分は無責任にアイディアを出すだけなので「エルダーフラワーは?」くらいの感じで、そこから店長がウマいことやってくれるのを待つだけの身分ですが。

「エルダーフラワーのシロップでも入れておけば、いい感じになるんでしょ?」とタカを括っていると、意外にきちんと風味を出すには工夫が必要なもの。何回か試作をしてみたところ、エルダーフラワーの風味を出すために、店長は生クリームの配分を変えたり、ヨーグルトを入れてみたりしたそうです。

全体的に彩りが浅くなるためにピスタチオも載せましたが、そういえば自分もピスタチオの殻を剥くのをちょっと手伝った。じつは今回は自分も製造に参加してたのかも。

では明日12時に、オンラインストアにてお待ちしております(画面右下に『オンライン店』というリンクがあります)。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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