スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年06月20日(土)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

営業時間のお知らせ

  • イートイン営業を一部再開
    現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。

  • 営業時間のお知らせ
    隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。

スウェーデン菓子のオンライン販売

  • Lilla Katten ONLINE STORE
    リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 申し込み中止しています


当面のあいだ、テイクアウトのみで営業します。

日本ではイチゴの旬は過ぎてしまいましたが、スウェーデンの夏至祭に提供されるケーキのひとつが「jordgubbstårta(イチゴのケーキ)」です。生クリームをたっぷり使った、日本でいうところの「イチゴのショートケーキ」のようなケーキ。

今日はスウェーデンの夏至祭当日ということで、カッテンでも今日の店頭販売では偶然手に入ったイチゴを使って「夏至祭のケーキ」として、普段は扱わないショートケーキのような生クリームがたくさん乗ったケーキを提供していました。

写真は試食用として店長が用意してくれていたもの。手前のイチゴにクリームがついてしまっているけれども、そこはご愛嬌(拭いたけれども取り切れなかった)。

店長曰く。スウェーデンのラジオで「今年のイチゴは高い」という話題に触れていたとのこと。自分も既に数か月前に、どこかでそんな話題を目にしていたような気がします。


スウェーデンのイチゴ売り。もう3年前の夏至ですが、スウェーデンの街なかに現れるイチゴ売りの屋台。

スウェーデンではイチゴなどの農作物の収穫や販売を手伝う労働力として出稼ぎ外国人や移民の存在が大きいのか、屋台にはカタコトのスウェーデン語を話す店番が立つことが多いように見受けられます。

イチゴの収穫シーズンに出稼ぎに来ていた外国人たちが昨今の感染症によって国境をまたげないとすれば…ということです。

数年前のトーキョーノーザンライツフェスティバルで観た2017年制作のスウェーデン映画「Jordgubbslandet(邦題:ストロベリー・デイズ)」では、イチゴ収穫のためにスウェーデンに出稼ぎに来たポーランドの一家の様子が描かれていました(過去にもブログで書いたけど)。

もし夏至のシーズンにスウェーデンを訪れる機会があれば、街なかのイチゴ売りの存在にも注目してみてください。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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