スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年06月19日(金)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

営業時間のお知らせ

  • イートイン営業を一部再開
    現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。

  • 営業時間のお知らせ
    隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。

スウェーデン菓子のオンライン販売

  • Lilla Katten ONLINE STORE
    リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 申し込み中止しています


当面のあいだ、テイクアウトのみで営業します。

気になって仕方がなかったレコードがありました。数週間のあいだ買うかどうか悩んだ結果、ようやくヤフオクで購入することを決めた、TETSUの「炎のさだめ」。

機動戦士ガンダムと同じアニメ制作会社の日本サンライズ(当時)による、装甲騎兵ボトムズというアニメのオープニングテーマ曲でしたが、もちろんガンダムよりも知名度が低い作品なので、あまり知っているヒトはいないかと。

ちなみに。アーティストのTETSUとは、ZARDやWANDSなどに曲を提供していた織田哲郎のこと。レコード会社の契約上、本名を出せなかったらしいです(Wikipedia)。YouTubeには本人がアコースティックギター一本で弾き語りしている「炎のさだめ」がアップされています。わだかまりは、もうないのかな。

最近、ほとんど映画を観ないのでNetflixを解約して、dアニメストアという定額配信サービスに乗り換えたのですが、扱われているアニメ作品の数が段違い。先の「装甲騎兵ボトムズ」のような、ちょっとマニアックな過去作品を視聴できるのはありがたい。

ボトムズという作品の存在は知っていたのだけれども「ちょっと観てみたい。でもそれを観るためにお金使うのもなー」という感じでした。そういうものにたくさん囲まれてきたなかで、数年前まではツタヤとかに行ってDVDなどを借りて、それらに1本ずつお金を払わないと観られなかったわけです。

それが今や、月額500円足らずで、ディスクを借りに行ったり返しに行ったりすることもなく、好きな時間に観ることができるようになったのだから、ありがたい。

いや。ホンネを言えば、その”ありがたいハズの状態”がすでに普通になってしまっているかもしれません。再生ボタンをクリックする度に「このボタンをクリックするだけで好きなアニメが観られるとは、なんてありがたいのだろう」って思ったりはしません。

もしツタヤでレンタルすることが当然の10年前に、世界で自分一人だけが《クリックするだけで好きな作品が再生されるサービス》を手にしていたら。それならば持続的なありがたさ、優越感が続いていたと思いますけれども。

今の世代の子供たちは、こうした昔からの文化遺産(アニメでいえば半世紀以上かな)を毎月たった500円で遡ることができるのだけれども、それに対するありがたみは感じられないでしょうね。

「銀河英雄伝説」とか、「マクロス(初代)」とか、今でもその名を目にすることのある昔の作品を、片っ端から観てやろうと思っています(何かのパソコン作業をしながらなので集中していないけれども)。

そうそう。ウチ、レコードプレーヤーないんです。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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