スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年05月27日(水)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

営業時間のお知らせ

  • イートイン営業を一部再開
    現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。

  • 営業時間のお知らせ
    隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。

スウェーデン菓子のオンライン販売

  • Lilla Katten ONLINE STORE
    リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 申し込み中止しています


5月いっぱい(5月17日(日)~6月1日(月)まで)休業し、6月2日(火)からテイクアウトのみで営業再開します。

結構前にまとめて買っておいたビジネス書のひとつ「チーズはどこへ消えた?」。2000年に発売された本で、ミリオンセラーとなり、毎年のように増刷しているそうです。今日の夕方あたりに、少しパソコンから離れて読みました。

迷路の世界でチーズを探す毎日を送る、2匹のネズミと、2人の小人をモチーフとした寓話です。ネズミと小人は迷路のある場所で大量のチーズを探し当て、しばらくそのチーズの恩恵にあやかって生活していたところで、突然そのチーズが消えてしまう。ネズミたちはスグにその場所を捨て新たなチーズを探すために出発し、小人たちは大量のチーズがあった頃の輝かしい記憶に捕らわれてなかなか新しい展開に踏み出せない。

大まかに言えば「変化は必ず起こるし、変化を恐れず、2匹のネズミを見習って行動を刷新し続けるべき」というテーマが第一義に据えられていると思います(深読みすればまた違う視点が得られるかもしれないけれども)。

じっくり読まなかったし、読み終わってから反芻してもいないのだけれども、読後10分程度の自分が思うに『ネズミと小人の両方が必要』ではないかと。この本が売れたのは、自身が小人側のスタンスであると自覚しているヒトが多いからだったのでしょうけれども。

変えるべきところは変えるべきだけれども、変えてはならないところは変えるべきではない。この「チーズはどこへ消えた?」に自分がひとつストーリーを付け足したいとすれば、ネズミと小人が一緒に協力するというシーンが物語の先にあってもいいのではないかと思いました。

大量のチーズがある場所を発見したら、保守的な小人たちがその場を守り、進歩的なネズミたちがその場を拠点に新たなチーズを探しに行く、と。新たなチーズが見つからなければ、また戻れる拠点があるからこそ冒険できる。ウチは絶対に店長が小人役。

常に新しいチーズを探しているつもりですが、ウチの新たなチーズ探しの範囲は”スウェーデン”という迷路のなかだけというルールはあります。

声優、上坂すみれの「繋がれ人、酔い痴れ人。」

必ず毎週、ラジコのタイムフリー機能で遡って聴く番組、それは「久米宏 ラジオなんですけど」と、「上坂すみれのハートをつければかわいかろう」の2つ。もちろんこの曲は前者と関係なく、言及すべきは後者で、番組のエンディングに使用されている楽曲でもあります。

歌詞の情報量が多く、何を言っているかほぼ分からない。でも、改めて歌詞を見てみると現代大正文学のような文体で書かれていたり。そして歌詞とメロディーの世界観が一致しているところ。一見するとゴチャゴチャなんだけれども、世界観がバランスよく統一されている感じが、もう天才。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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