京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
5月いっぱい(5月17日(日)~6月1日(月)まで)休業します。6月2日(火)から営業再開予定ですが、その時期の状況に応じて臨機応変に決めていくことになります。
今日も自宅にある資料用の本の情報整理を進めていましたが、理想どおりの仕様になってきました。パソコンの画面に映し出される書影が増えていくのが楽しい。
インフィニット・スクロール(infinite-scroll)という技術を使って、閲覧者にページの再読み込みをさせず、シームレスなギャラリー体験ができたら面白いんじゃないかという青写真を描いていたのですが、予想通りの動きができているんじゃないかと思います。
どういうことなのか理解していただけないかもしれませんが、完成したものを見てもらった時に「なるほど」と思ってもらえれば。登録数が200冊くらいまで行ったらどこかにリンクを貼ってきちんと公開したいと思います。
で。この作業のために、本棚に入っている本をあらためて一冊ずつ取り出して表紙をスキャンしたり、出版年代、印刷年代などのデータを拾っているのですが、その一連の作業のなかで、あることに気が付いた。
「これ、サインじゃん?」
このサインが書かれているのは「山賊の娘ローニャ(Ronja rövardotter)」、つまり作者はアストリッド・リンドグレーンです。
3段にわたって書かれた肉筆の中段、調べてみるとやっぱりリンドグレーンのサインと同じでした。下段には「nov, 81」とありますが、この本が出版された年にあたる1981年の11月という意味でしょう。上段は…なんだろう。土曜日にリカードに見てもらおう。
自分がこの本を持ってしまっていて、リンドグレーンのファンには申し訳ない。ホント、今までこのサイン本の存在に気が付かなかったので、一歩間違っていたらフツーに売ってしまっていたかもしれないけれども素直に嬉しいです(もちろん自分宛のサインではないけれども)。
スウェーデンにおける有名人って、日本みたいに神聖化されすぎず、結構身近な存在だと思います。リンドグレーンもストックホルムの中心に住んでフツウの生活を送っていた様子が、自分にも漏れ伝わってきます。彼女が決して豪邸でもないマンションの一室で晩年を過ごしていたことからも、著名人が必要以上にプライバシーを気にすることなく生活できる文化がスウェーデンにあることを感じさせます。
リンドグレーンのサイン本としてプレミア価格をつけて販売している古書店もありますけど、ローニャの本に高いお金を出して買った記憶はないので、販売した古書店も気が付かなかったのかもしれない。でも、庶民文化のなかに暮らしていたリンドグレーンなら、街なかでバッタリでくわしたらサインに気兼ねなく応じてくれそうなイメージあるんですけどね。知らんけど。
ちょっとリンドグレーンの存在が身近になりました。
鈴木亜美、「アイノウタ」。
正式なクレジットは「アイノウタ joins ROCKETMAN feat. YOU THE ROCK★」ということで、フィーチャリングされているラップ担当の方は逮捕されちゃってますけれども、ROCKETMANが作曲の楽曲です。ROCKETMANは、芸人でもある”ふかわりょう”さんのDJネーム。
この「アイノウタ」は、きっと編曲者が別にいたり、YOU THE ROCK★がラップパートに手を出していると思いますが、Spotifyでも配信されている「恋ロマンティック!!」というアルバムでは、より濃くROCKETMAN本人のよさが出ていると思います。
これまで誰にも共有していないけれども、10年くらい前に旅行で石川県の輪島を訪れた際、電池でも必要だったのか、家電量販店に立ち寄ったときのこと。展示されているパソコンからサンプルとして音楽が流されていたのですが、それがROCKETMANの曲だったのには驚いた。
こんな10年近く経った今でもあの家電量販店のことを思い出せるなんて、「何てことしてくれたんだ」と(いい意味で)。