京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
明日4月24日(金)も、テイクアウトのみで営業します。
写真は、注文してくれた方の箱に入れる「スウェーデン菓子カタログ」の表紙イラストの元ネタとなった教科書のイラスト。このスウェーデン菓子カタログには、もう1つマニアックなところから素材を拝借している部分がありますが、それはまたの機会に。
さて。手っ取り早いので先行してTwitterだけでお知らせしてしまいましたが、4月28日(火)に受注再開予定とし、数日のあいだお菓子の受注を全体的にストップすることにしました。
マコトに贅沢なハナシなのですが、ここしばらくは発送する量よりも注文をいただく量の方が多くなっていたので、このまま受注を続けてしまっては生産も事務処理も対応しきれない量になってしまいました。よって、一旦クールダウンの期間を戴ければと思います。
いま、せっかく色々な方にスウェーデン菓子を注目していただいている空気は感じますが、それでも自分たちの歩幅は変えてはいけないと考えています。スウェーデン語レッスンの減少やイベント出店などがなくなったことを補うべく、「クッキーは頑張って受注し続けよう」と思っていましたが、さすがに店長にも疲れが見え始めたので「よし、ちょっと休もう」と。
どんな経営でも、拡大路線を取ってどんどんアクセルを踏んで前進することって簡単だと思うのですが、適切なタイミングでブレーキを踏むことの方が実は難しいし重要なんじゃないかと思うんですよね。自分の意志で時速何キロで走りたいのかを決めないと、際限なくスピードが上がっちゃってコントロール不能になる大企業は多いと思うから。
で。4月28日(火)にオンラインで受注再開し、翌日4月29日(水・祝)から5月6日(水)までの間、万が一にもオンラインでの注文がたくさん来ても対応しやすいように店をおやすみすることにしました。オンラインでの受注を再開したところで、またこの最高のスタートダッシュのような大量の注文をいただけるかどうかはわかりませんが、もしたくさんの注文をいただければクローズした状態の店内でお菓子をつくってGWを過ごすし、もしそれほど注文がなければそれはそれでダラダラしようと。後者も全然あり得る。
どうせ出掛ける予定もないので、もしご注文いただけるものであれば当方の生産リソースが許す限り、ぜひお気兼ねなくご注文いただければと思います。一応、母の日を意識したお菓子も並べる予定です。
でも、最近になって製菓材料の問屋のレスポンスが悪いらしく、プリンセスケーキの特徴であるマジパンが手に入らない可能性もゼロではなくなってきたようです。もしそうなってしまったら、もちろん受注できなくなってしまうものも出てきてしまいますけれども、どうなることやら。
で。オンラインで注文を受けてケーキ類を発送するということが自分たちにとっては初めてだったこともあり、実際にやってみて判明した問題点の改善を図ることになりました。その結果、これまで1カットのケーキから注文できていた状態ではなくなると思います。
店長に「やってみてどう?」と尋ねてみた結果、想像以上に梱包が大変なんですと。多種多様なオーダーに合わせてケーキ箱にパズルのように入れる作業がリソースを圧迫しているということで、ケーキセットのような状態での販売にさせていただく予定です。この点はもうちょっと案を詰めないとですけれども。
そして。こういう店の裏側って、なかなか書こうとするお店がないのか、自分たちもやってみて初めて気が付いたことだったりもするのですが、梱包資材に掛かるコストが高い。
先日に触れたクロネコヤマトさんの発送伝票が1枚30円以上するという事実にも驚いたのですが、冷凍したケーキを発送するために必要な梱包資材費が余裕で100円以上するということを店長から聴いて、またそれも驚いた。自分も当事者なのだから製造原価くらい知っとけってハナシですけれども。
いま試しに、送料無料で商品を届けてくれるヨドバシカメラのネットショップで81円の商品をカートに入れて、支払いの直前画面まで進んでみたら、やはり送料無料で届けてくれようとしているんですよね。梱包資材費や配達に掛かる人件費、それらを考えると確実に赤字です。
善意で「少ないけれどもケーキ1つだけでも注文してあげようかな」というケースがあったとしたら、じつは払っていただくお金のほとんどが梱包資材費に消えてしまうという状況が生まれてしまうのです。
よって、ちょっとケーキの販売単位を見直させていただくことになりました。ある程度まとまった量の受注からという一定の水準を設けさせていただくことで、気軽に注文できるというメリットがなくなってしまうのですが、長期的にオンラインでのケーキ販売を続けていくためにご容赦いただければと思います。まだ具体的に決まり切ってないけど。
「スウェーデンクッキー7種セット(各4枚)」は、申し訳ないですがコチラも現在受注ストップにさせていただいていますが、既にバッチリ適正価格に設定してあるので、受注再開時には引き続き注文いただけると嬉しいです。
今日だけでクッキー7種セットを30箱送ったのですが、クリックポストという送付方法のシステム上、基本的にはポストに投函しなくてはならなかったりします(窓口でも受け取ってくれなくもないけれども、ちょっと面倒)。
1つのポストに30箱すべてが一度に入る体積はないと思うので、自宅近くのいくつかのポストに分散させて投函したのですが、その地域のポストの中身を回収する係のヒトはどう思うかな。
「最近やたらクッキーを投函しまくってるヤツ、誰だよ」って思うかな。なるべく無事に着いてくれますように。