京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
明日4月18日(土)も、テイクアウトのみで営業します。
昨日の夜の時点でセムラを30個追加していたのですが、今しがた在庫数を確認したらゼロになっていました。ありがとうございます。具体的数字を出したのは「決して出し惜しみしているわけではないんですよ」のアピールだったりします。セムラをつくるのは店長1人だけなので。
明日はオンラインのスウェーデン語のレッスンがあったり、そのまま日曜日と月曜日の定休日に突入したりで、もしかすると週明けまで受注数の追加はできないかもしれませんが、もしセムラをご希望の方がいらっしゃれば、いましばらくお待ちください。
で。今日は何について書こうかと考えたところ、神武寺駅へ向かう電車のなかで一枚写真を撮っていたことを思い出しました。
最近の電車のなかでは、放送作家やラジオパーソナリティを務めている、小山薫堂さんが書いた「考えないヒント」という新書を読んでいます。この小山さんはヒトの心の動きをよくわかっている方で、自分はよくも悪くも日本のテレビをヤバいことにしてしまった人物の一人だと思っています。
「こういう仕掛けをしておけば、人間こう動いちゃうでしょ?」なんて感じで、それをマスに対して実行してしまうから恐ろしい。一般的には「くまモン」の仕掛け人という方がハナシが早いと思います。小山さんの仕事の裏にあるシカケを覗くと、自分も策略通りの感情の動きをさせられていたことに気が付かされて、イラつくくらい(誉め言葉)。
この本のなかの一文に、自分の考えと重なる部分があったので、こうして写真を撮っておいたのでした。
『百本のコピーを考えることよりも、百本の中から最良の一本を選ぶことのほうが難しい』
ここでいう『コピー』とは、『キャッチコピー』のことです。「ヒトの心を動かす一文を百個考えて」と言われてできあがった百個のキャッチコピーのなかから秀逸な1本を選びだせるかどうか。
『コピー』を『アイディア』に置き換えても同じことですが、百個のアイディアを出すこと自体は、体裁を気にしなければ時間を掛ければ出てくると思います。仮に百個なくてもいいとして、自分のアイディアが秀逸であるか否かの判定を下せるようになるには練習が必要だと思っています。
アイディアを出す練習。そして自分が出したアイディアで失敗する経験を積む。失敗しても、自分が出したアイディアがどういう動きをしたのかを分析する。成功しても、自分が出したアイディアがどういう動きをしたのかを分析する。さらには他人が直面した問題に対して、自分のアタマのなかで勝手に無責任なアイディアを出してみたりもする。
この本から、そうして日頃からアイディアと接する力を培うことの重要さが再認識できました。
ちなみに。こうやってあえてカタイハナシに終始する日を作ることも、自分なりのアイディアの一つだったりします。「こんなのつまらん」って思われちゃうかもしれないけれども。
では、さっきダウンロードした「コトダマン」を少しやってから寝ます。世の中では「どうぶつの森」が流行っているようだけれども、自分は「コトダマン」だ。ガチャには基本、課金しない主義。
おしまい。