京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
営業時間のお知らせ
イートイン営業を一部再開
現在、店内でのイートインは2名様用の席を2か所にご用意しています。飲食時は会話を控え、飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。営業時間のお知らせ
隔週水曜日と毎週木曜日は12時オープンです。詳しくは営業カレンダーをご覧ください(他の営業日は11時オープン)。
スウェーデン菓子のオンライン販売
Lilla Katten ONLINE STORE
リッラ・カッテンで提供しているスウェーデンのケーキやクッキーをご自宅までお届けします。ラインナップは「カテゴリー『スウェーデン菓子』」をご覧ください。
明日4月17日(金)も、テイクアウトのみで営業します。
本日もオンラインストアでのご注文、ありがとうございました。今日の夕方過ぎ、ウチでいうと夕飯の時間になる前に、店長と相談してセムラとプリンセスケーキの受注数を増やしたのですが、すでにプリンセスケーキが予定数終了となりました。セムラも受注数をかなり増やしたのですが、すでに残数が1ケタに。幸せだなァ(加山雄三)。
聞くところによると、プリンセスケーキを作るのには時間が掛るらしく、もしかすると来週まで受注数を増やせなさそうです。ほかにも予定数に達してしまっているケーキが複数出てきてしまっていますが、しばらくオンラインストアは生菓子に関しては売切状態が続くかもしれません。また追加できる受注数が確定したらSNSでお知らせします。
今はセムラが需要を押し上げてくれている状態だからこれだけ多くの方に注文してもらえているけれども、セムラの提供が本格的に終了してからも引き続き贔屓にしてくださる方が居てくれることを願って。セムラが終わってしばらくしたら、今度はスウェーデンの家庭で楽しまれている甘酸っぱい野菜「ルバーブ」を使ったお菓子が登場予定だそうです。
ということで。ケーキなどの生菓子に関してはスグに追加生産できるものではないのですが、一方でクッキー類に関しては店長から「いくつでも受注して大丈夫」と言われました。
カッターをチキチキ、テープをペタペタ、ノリをヌリヌリ。今日は一日ずっと図工の時間でした。
セムラやプリンセスケーキなどと同時に、オンラインストアに「スウェーデンクッキー7種セット」を並べましたが、この商品のコンセプトは『送料を最低限に抑えて届ける』ということ。
規格サイズ内であれば198円で配送ができる「クリックポスト」を利用した上で、基本的には通常郵便とほぼ同じ扱いの配送のなか、クッキーをどれだけ完全な状態で届けられるかを追求するために何度もパッケージに関する試行錯誤を行いました。
その結果、手作業で行わなくてはならない様々な図工作業が増えてしまって。ウチに資金力があれば、まるで「おーい、これ貼っといて」の一声でポスターを貼ってくれるスタッフが裏から登場するように、「こんなの作って」と紙器製作所に一声お願いするだけで最高のパッケージが用意できたのでしょうけれども。お金がないからすべて手作りだ。
カッターと定規を使い、どうやったら段ボールを2.8センチメートル幅にまっすぐ切り揃えることができるのか。やってみると意外に難しい。2.8センチ地点からカッターの刃を走らせても、始点から終点に着いたころにはズレて2.7センチだったり、2.9センチだったりにズレてしまうのだから。3センチ弱の世界における1ミリは気になる。
どうやったら至高のダンボール片を作り上げることができるものか。試行錯誤を繰り返した結果、何かのレベルが1上がった気がします。
クッキーを詰める作業の最中、詰め終わった箱をうっかり手元から落としてしまったのですが、恐る恐る箱をもう一度開けて中身のクッキーが割れていないかどうかチェックしてみると…見事にクッキーたちは無事な姿を保っていました。このクッキー箱を手にされる方には失礼を承知の上で「図らずも最高の耐久テストができた」と、何かの映画にでも登場しそうなマッドサイエンティストのようなことを考えてしまった。
苦労してパッケージを作り上げたこの「スウェーデンクッキー7種セット」、個人的にはこのクッキー箱の売上が伸びてくれることが一番嬉しいでしょうか。
今日はこのボックスを9つ発送しましたが、なるべく無事に届いてくれますように。