《延長中》スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年03月11日(水)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年03月】12日(木)/28日(土)


今日のJanさんによるスウェーデン語レッスンで、自分の課題図書を「Ture Sventon(トゥーレ・スヴェントン)」シリーズの第一作目にしました。

以前この場でも触れましたが、「S」がうまく発音できない癖のある私立探偵トゥーレ・スヴェントンが主人公の物語。「セムラ」の「S」が発音できずに、「テムラ」になっちゃうというアレです。

一度気にしはじめると、いろいろな場所でトゥーレ・スヴェントンの名前を目にするもので、スウェーデンにおいてこのキャラクターがどれだけ愛されているのかヒシヒシと感じるようになりました。

世界市場向けにカスタマイズされすぎてほとんど原形をとどめていないスウェーデン文化にはあまり興味湧きませんが(何とは言わないけれども)、スウェーデン国内で消費されているスウェーデン文化に手をつっこむのは好きなので、きちんとこの作品を読んでみたくなったのです。

自分が読む際には、1ページに1語~2語ほど辞書を引かなくてはわからない単語があったり、文法的に「?」になる箇所もありますが、ギリギリ読めるかなというところ。当たり前かもしれないけれども、スウェーデンのニュースサイトで使われている文法とはまたちょっと文法のクセが違っていて、これはこれでテクニックがいるものですね。

Bokusというスウェーデンのオンライン書店を見てみると、対象年齢は6歳から9歳とのこと。つまり小学校低学年くらいのレベルということですか。ウソでしょ。スウェーデンの子供は、きっとスウェーデン語が上手なんだな。

このトゥーレ・スヴェントンのシリーズはかつて日本語にも翻訳されていたとのことですが、調べてみると、とある書店では翻訳版の買取価格が1冊6千円だったり、プレミアがついているようです。ではお金を出せば買えるのかと言うと、ネットでは軒並み売り切れとなっているため入手はほぼ不可能なようです。

この本を一冊読み切れば6千円相当の経験。読むか。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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