《延長中》スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年03月10日(火)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年03月】12日(木)/28日(土)


花粉だったり、今日は特に雨だったりで。なんやかんやで外に出ず、ずっとパソコンの前にいる一日。

ラジオ(radikoだけど)では半沢直樹のラジオドラマが聴こえてきます。ラジオドラマ、テレビドラマより嫌いじゃない。好きとは言っていない。

外に出ないと事件が起きないものです。でも、実際はアタマのなかではいろいろと事件は起こっているもので、それをわざわざ他人に披露するほどでもないと勝手に判断しているだけでだったりします。

…って、『僕の人生には事件が起きない』という本。お笑いコンビ、ハライチの岩井勇気さんによる著書です。そいえば、これもラジオがきっかけで存在を知った本だったか。

ブログに書くための話題をつくるためにわざわざ出かけるとか、そういった行為にアンチテーゼを唱えている彼。何か近しいものを感じて読んでみたくなりました。とはいえ自分と比べれば、メディアに出演している彼のまわりにはたくさん事件が起きているんでしょうけれども。

まだ読み終えていないけれども、誰かの日常を文章にして、それを読むのって、それだけでやっぱり面白いものなのかもしれません。いや、”随筆”という文学ジャンルが確立されているわけだから、わざわざ自分がその面白さを再認識してヤッターというのも滑稽なものかもしれないけれども。


ということで、今日の個人的な事件。

スウェーデンから届いたレトログリーティングカードを整理していたら、スウェーデンの絵本作家&イラストレーターであったEva Billow(エーヴァ・ビロウ)によるイラストと思しき作品を見つけました。この写真ではほとんど認識できないくらい薄く、右下に「FORSS」というサインが書かれているのですが、これはEva Billowの旧姓の「Forss(フォシュ)」ですね。

エーヴァ・ビロウの作品は初期の頃と後期の頃で作風がちょっと変わってくるけれども、イラストに描かれているネコの後ろ姿からも彼女の作品である面影を読み取れるし、「Forss」という苗字もそれほど多くはないであろうことから、きっとエーヴァ・ビロウの作品ということで間違いないでしょう。

どれだけのヒトがわかってくれるかな。ある出来事が事件であるか、そうでないか、受け取る方に依るものです。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
2024 © スウェーデン菓子「リッラ・カッテン」