《延長中》スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年03月04日(水)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年03月】07日(土)/12日(木)/28日(土)


参加予定イベント延期のお知らせ
当店が参加予定でした2020年3月21日(土)〜22日(日)開催の「紙博 in 仙台(&杜の北欧市)」は延期となりました。

今、実施されている全国的な自粛期間が明けてからの開催日程ではありましたが、主催者さんの判断により延期の決定がなされました。主催者である手紙社の担当者さんには、開催支持の立場であることと、開催延期の判断をされたのならばもちろんそれに従うというメッセージを送っていましたので、もちろん延期という決定に対して不満もありません。予約していたホテルには「申し訳ない」なのだけど。

《以下より本題》

相変わらず拙者の接写写真はボケてますが。

スウェーデンの個人業者とやり取りをしていると、ときどきスゴいオマケをつけてくれることがあります。

たまに「日本に品物を送ることになるなんて、クールだね!」という一言をやり取りの文章のなかに含ませてくれることもありますし、少なからずともスウェーデン人にとって日本から注文をもらうということに対して特別感を抱き、オマケを奮発してくれるのかもしれません。

つい先日届いた荷物のなか、オマケとして入れてくれた切手のなかの1枚。「地味だな」なんて、うっかり捨ててしまったりいかねないような切手がありました。

しかしきちんと調べてみると、この切手は1858年に発行されたものであることがわかりました。日本の一番最初に発行された切手は「竜文切手」と呼ばれ、明治4年にあたる1871年に発行されたようなので、それよりも先輩の切手ということになるわけです。

逆算すると、日本でいうところの江戸時代にあたる年代の切手であることに気が付きます。ついにウチにも江戸時代の印刷物が。飛脚か、飛脚なのか。リアル佐川急便。

ちなみに。切手収集家の間で有名なスウェーデン切手があるそうで。

自分の手元にある切手の通貨単位は「ÖRE(オーレ)」ですが、その通貨に切り替わる前の「SKILLING(シリング)」の切手です。印刷ミスで、緑であるハズの切手が黄色になってしまったミスプリントのもの。

1990年に100万ドル以上の価格で落札されたそうです。どこかの夜景が買えそう。円にすると何円相当になるのか、計算はお願いします。

いくら古くても地味な切手はあんまり興味湧かないので高いお金を出して集めようとは思いませんが、偶々ながらこうしてせっかく手に入ったので、この先大事に保管しておこうと思います。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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