スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年02月26日(水)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

店内イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年03月】07日(土)/12日(木)/28日(土)


今年の夏終わりに予定しているスウェーデン渡航。ちゃんと行けるのかどうか情勢次第な感じもしてきましたけれども。

前回訪れたストックホルムにある隠れ家的カフェ。ガムラスタンのセカンドハンドショップの店長に「おすすめのカフェは?」と尋ねて教えてもらったカフェで、実際に行ったらスゴくよかったので今回も行ってみようと思っていたら、どうやら隠れ家すぎて閉店してしまったらしい。

実際に自分が訪れた当時も「広い空間、好立地、お菓子の品揃え、それらに対してお客さんの数が少ないようだけれども、よくやっていけるものだな」と思っていました。もし教会のような慈善団体が運営しているのであれば利益がでなくてもやっていけるのかな、とか。

今回こうして閉店してしまったということを知って(もちろん経済的理由からの閉店とも限りませんけど)、自分が「いいな」と思っていても、どれだけ多くのひとが「いいな」と思っていても、それだけではやはり店を続けていけないものだと再認識させられました。

なんかウチがピンチみたいな捉えられかねない内容になってしまいましたが、お陰様でいまのところは及第点の売上は保てています。スグに店が潰れるということはないですが、でもやっぱり厳しいよね。

他店様の心配をするほど余裕があるわけではありませんが、このご時世ギリギリで経営している店もあるでしょう。こういう時こそなるべくリアルな店舗にお金が回るように消費者も考えないと、この状況を耐えられるだけの経済的体力を有する大手チェーン店や企業しか生き残れない国になってしまいます。

予防も大事ですが(何を予防するかまでは言いません)、意識がそちらだけに向きすぎてしまって、一難去ったころに経済活動ができない状態に陥ってしまうことがないように「自粛」だけではなく一歩進んで考えたいものです。「収入が減って残念だ」で済む層だけではないわけで。

たとえば2週間、まったく経済活動をしなくても困らないヒトって、どれだけいますかね。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。

ただし、体調が優れないことを自覚していて外出するのは本当に迷惑なのでやめるべき。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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