スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年02月18日(火)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

店内イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年02月】22日(土)/27日(木)
  • 【2020年03月】07日(土)/12日(木)/28日(土)


何にもトピックスがないから、ラジオの話でも。

いま”ラジオ”というと、スマホの”ラジコ”になっちゃうのかな。ところで、”ラジコ”という名前は、”ラジ“に対して”ラジ“なんだとか。ホントかな。

自分がラジオを聴き始めたのは、子供の頃に引っ越したとき、その家の浴室に備えてあった給湯器のリモコンにラジオが付いていたから。イメージ湧きづらいと思いますが、まあ端的に言えば風呂に入りながらラジオを聴くことができる環境があったのです。

何が聴きたいといういうわけではなく、せっかく浴室にラジオが付いているのだから聴こうかなくらいの気持ちで。そのラジオはTBSラジオにチューニングが合わせられていたのですが、ライフサイクル的にいつも聴こえてきたのは「岸谷五朗の東京RADIO CLUB」で、リスナー参加型のクイズコーナーを楽しみにしていた気がする。

その後、何があったか文化放送メインの視聴スタイルへ。「サスケの夜はこんびんば!」という番組を聴いていたかな。当時はインターネットもないし、新聞のラテ欄(番組表)にもほとんど情報がないので、「サスケって誰だよ」なわけで。テレビと違って知名度のないMCの番組でも成り立つのがラジオのいいところ。

気が付くと「サスケの…」の番組が終わっていて、文化放送の斉藤一美という男性アナウンサーによる「斉藤一美のとんかつワイド」が始まってからは能動的にラジオを聴くようになっていました。

その番組の企画で、斉藤一美を中心とした「サイコガルバノメーター」というユニット名で「USSO!」という曲をリリースすることになったのですが、そんなラジオ番組から生まれるCDが地元のCD屋に入荷されるわけもなくでも、どうしてもほしかったので、予約&取り寄せをすることにしました。

ラジオから聴こえてくる情報だけでCDを予約することって結構ハードル高くて。まず「サイコガルバノメーター」という名前だってラジオから聴こえてくる音を自分が正確に拾えているかどうかも怪しいし、曲名も「USSO!(ウッソ)」だし。

「サイコガルバノメーターっていうアーティストの、ウッソというCDを予約したいんですけど」って、店員さんに伝えるのがイヤだったのは今でも覚えてる。何度も聞き返されたような気がするけれども、注文する側である自分も「そりゃそうだ」って思ってました。ラジオから聴こえてきた情報だけで予約するのは大変。

まあ、無事きちんと購入することができました。

ある雑誌の対談のなかでピーター・バラカンが言うところによると(ピーター・バラカンを知っているヒトがどれだけいるのか)、日本でラジオを聴く習慣を持つヒトの割合は6%以下だそうです。つまり、おおよそ17人に1人いるくらい。

カッテンは、自分と店長、そしてイーノさん、3人ともラジオ聴取の習慣がありますが、ラジオを聴く習慣を持つ日本人3人が集まる確率は、17の3乗、4913分の1ですね。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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