スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年02月06日(木)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

店内イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年02月】08日(土)/13日(木)/22日(土)/27日(木)
  • 【2020年03月】07日(土)/12日(木)/28日(土)


年明けあたりに「そういえば」と思い出したものの、しばらく間があきましたが、しれっと更新。こちらもソフトランディングさせないと。俺たちの戦いはこれからだ!(少年漫画にありがちな打ち切り最終話の最後のセリフ)

このあたりはノルウェー夢ネットの青木さんが書かれた本「わたしのノルウェー留学(ビネバル出版)」の方が、外国で日本人が言語コースに参加するときの苦悩を理路整然と書かれているのですが、残念ながら現在では入手がほぼ不可能。いや、留学希望者の方には留学の前の心構えとして読んでほしい一冊なんですけれども。

ここから本題。

ヨーロッパではかつてグリーティングカードの黄金時代があったようで。それは印刷技術や郵便料金が下がったことで、大衆にもその文化を広く享受できるようになったからとのことです。

スウェーデンにもその波が押し寄せて、グリーティングカードが一大産業になりました。そのなかで、現在の郵便で一般的なサイズと異なるグリーティングカードが多く作られました。

今日紹介するのは、変形カード入門編として「ミニチュアカード(MINIATYRKORT)」というもの。文字通り、サイズ小さめです。変形カードとはいえ長方形なので、インパクトは小さいですが。

現代の一般的なポストカードと並べてみると、そのサイズの差は一目瞭然。ミニチュアカードのサイズは「6cm × 9.3cm」で、日本の定形外郵便物の最小限サイズである「6cm×12cm以上(特例扱い)」よりも小さいです(参考:定形郵便物・定形外郵便物のサイズ・重さについて)。

定型外郵便であることの条件を満たしていない郵便物が本当に送ることができないのかどうかはナゾですが、まあミニチュアカードはとにかく小さいのです。しかし当時のスウェーデンの郵便制度のなかではフツーに配達してくれていたのは間違いありません。

このミニチュアカードの形式で主に見かけるのは「アイーナ・ステーンベリ(Aina Stenberg)」というイラストレーター(絵本も手掛けました)。彼女のイラストが施されたポストカードは、縦横比が変わったものを含めて、変形ポストカードが多いです。なんでだなんでだろう。

今日は紹介しませんが、「ミニチュアカード」のほかに、三角形にカットされた「ティップトップカード」、真ん丸にカットされた「スノーボールカード」、そして(アイーナ・ステーンベリではないけれども)タマゴの形にカットされた「エッグカード」などが変形カードとして存在しています。

いずれもなかなか市場で見かけませんし、あまり情報が見つかっていません。そういった形状のポストカードが存在していることがわかっていても、どれだけの種類が作られたのかきちんと記録されている書籍もホームページもないんじゃないかと思います。あったら教えてほしいくらい。

変形ポストカードを含めて、スウェーデンのレトログリーティングカードに関する情報は今後まとめていきたいと思っています。そういう情報をちゃんとまとめられる時間が作れるようにブログを終了するんだから。

ビョルネン・ソベル
リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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