京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
店内イベント
2020年02月14日(金)/02月15日(土)11:00-
02月14日(金):満席/02月15日(土):満席
スウェーデン洋菓子教室「セムラ」の詳細
スウェーデン語教室
ネイティブによる「スウェーデン語講座」不定期開催 11時30分~13時
※ 開催日についてはお問い合わせくださいリッラ・カッテン店長による「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【2020年02月】08日(土)/13日(木)/22日(土)/27日(木)
年末から現在までにかけて携わっている仕事がようやく落ち着きそうな雰囲気。それが終わったら確定申告なんだけど。
さて、今日も自宅でスウェーデンに関するネタ探し。自宅にあるものといったら印刷物ばっかりなのだけれども、昨日が本に関する話題だったので今回は切手に注目してみました。
とある動物がモチーフになっているスウェーデンの切手が2枚。日本語だと「ホッキョクギツネ(学名:Vulpes lagopus)」で、あまり動物園で見かけない動物だと思うのですが、むしろ日常の風景のなかで見かけることがありますね。
スウェーデンに興味がある方ならわかるかもしれない。
ホッキョクギツネはスウェーデン語で「Fjällräven(フャルレーヴェン)」であり、スウェーデン発のアウトドアブランド「Fjällräven(フェールラーベン?)社」のシンボルとなっているキツネです。フェールラーベン製のバッグは日本の街なかでホントよく見かけますが、ストックホルムでも同メーカーのバッグを使っているヒトの姿をちらほら見ました。
余談ですが、せっかくなので「Fjällräven」という単語を分解して紹介しておきます。「fjäll(フャル)」は高原地帯のような場所のことで、「räv(レーヴ)」はキツネのことです。つまり、直訳すると「高原キツネ」みたいな意味となります。
日本のフェールラーベン社の公式サイトでは「Fjallraven」となっており、従来のスウェーデン語表記の「Fjällräven」の綴りから『「a」の文字上の点々』が取り払われています。
「どうせ世界の人々はわかんねぇだろうし、説明すんのもめんどくせぇから点々取っちまうか」な感じ。そういうところ、スウェーデンってこだわらないなっていつも思っちゃう。さては商売上手だな。
この会社がたまたまホッキョクギツネが好きなだけかと思っていたら、こうして切手のモチーフとして採用されるくらいにスウェーデンで存在感がある動物なんだなって気が付かされました。
まあ、実際にスウェーデン人がホッキョクギツネをどう思っているか知らないけれども。日本だって、特別天然記念物に指定されているニホンカモシカとかニホンライチョウとかが切手になっているけれども、普段そんなに特別視しているわけではないから。
でも切手を眺めれば、その国のホントの文化が見えてくるもの。切手シリーズはまたそのうち。