スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@19年12月22日(日)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年01月】18日(土)/23日(木)


年内、12月26日(木)まで毎日営業します

普段には営業していないハズの日曜日。昨日に比べればお客さんの数は少なかったものの、リッラ・カッテンのことをよく知ってくださっている常連さんたちの存在にも助けられ、「オープンしてよかったな」と思える一日となりました。ありがとうございます。

で。日曜日は保育園は休みなので、今日の自分はマディッケンの子守に徹しました。一週間ほど前から「昼、どこで食べたい?」とリクエストを受け付けていたのですが、4歳児の答えは「くるまやラーメン」の一点張り。自分にとっても、くるまやラーメンに行く口実にもなるので願ったり叶ったり。

「くるまやラーメンの何がいいの」と尋ねれば、「味」だという。横須賀のくるまやラーメンは3店舗あって、なぜかそのうちの根岸店と北久里浜店の2店舗が近接しているのですが、ウチが贔屓にしているのは専ら根岸店。座敷があったり、子供用の椅子が用意されていたり、適度に子供フレンドリーなサービスがありがたいのです。

きっと昼時は混むだろうと、11時台を目指し入店。実際は11時半ごろでしたが、その頃はまだ客席に余裕があったものの、ラーメンを注文して食べはじめるころには満席となり、やがて空席待ちのグループがちらほらと現れるようになりました。決してにぎやかな道路に面している店ではないので、きっと地元の方々がやってくるのでしょう。

最近になって切に思うのが、チェーン展開している小綺麗な店のつまらなさです。オーナーや店長の色がでていないというか、悪い意味でマニュアル通りの最大公約数的な振る舞いに落ち着いてしまっていることが窮屈な印象をもたらすのです。

先日この場でも触れたシーパラの”お食事処”もそうですが、たとえ行き届いていなくても、その店なりの身の丈に合ったサービスや商品を提供している方が自分にはしっくりくるし、今日のくるまやラーメンの昼の繁盛ぶりを見ていても、世の中にそういった空気を求める層が一定数いるんじゃないかと思わさせてくれました。

カッテンのレジでの接客を担当する人間として、店長、イーノさん、自分と3人いますが、もちろんマニュアルはありません。あるとすれば「お客さんに迷惑を掛けないこと」くらいでしょうか。会計額を間違ったり、本来渡すべき商品を渡しそびれたり、それらはもちろんダメですけれども。

でも仮に何か粗相をしたり、オーダーが立て込んで提供に時間が掛かったりすれば、「迷惑掛けちゃったんで、クッキー1枚おまけしますよ」みたいなコミュニケーションで何とかしたりもします。そういうマニュアル接客にはできない臨機応変さがカッテンにはあってほしいと思います。

こういうのって、結局自分たちが昭和の時代に経験してきたことが基になっているんじゃないかと思います。駄菓子屋とかで「これオマケにあげるよ」みたいなときの、額面以上の嬉しさを得られたときの経験とか。

ラジオを聴いていると、久米宏さんも言ってましたけれども、「増税の影響で飲食店が不振」なんて話題がちらほら挙げられていますが、「本当に増税の影響だけかな」とも思うのです。エンターテインメントとしての飲食店の魅力が薄れてしまっていることが、増税をきっかけにその不満が発露した結果なのではないかと。

実店舗があっても、そこで予定調和的な満足しか得られないのであれば、通販や冷凍食品の方が利便性が高いですから。サービス料金に対価を支払う必要がない分だけ安くなる可能性もありますし。

個人的にはアンチ・マニュアル経営店舗の逆襲の時代が来ると予想しています。アンチ・マニュアルなコンビニとかあったら、面白いと思うんだけれども。「ありがとうございました。またお越しくださいませ」だって、「はい、どーもー」とか、「あざーす」とか、そのヒトのキャラに合わせた御礼のフレーズにした方がウソっぽくないし。

…って、接客ベタな自分が接客を語るなと。適材適所、自分は接客以外のところで咲きたいと思います。


さて。堅苦しいハナシを中和するために。

今日マディッケンを店にも連れて行ったのですが、ちょうど何名か常連さんがいらしてくださっているところで「大きくなったね」との声が。

たしかに、かつてはエレベーターの『2階』のボタンすら押せなかったのが、最近はマンションの『6階』のボタンが押せるほどに大きくなりました。

リッラ・カッテンはマディッケンと、ほぼ1歳違い。マディッケンが1歳ちょっとの頃に、リッラ・カッテンがオープンしたのです。

共に順調に育っているようで、何よりです。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
2020 © スウェーデン菓子と絵本「リッラ・カッテン」