スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@19年12月10日(火)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

店外イベント

  • 19年12月08日(日)12時~
    【満席】店長による出張お話会『トムテと絵本とクリスマス』

    詳細:Sweet Sweet Sweden+

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年01月】18日(土)/23日(木)


日曜日。店長が東京の都立大学のイベント「Sweet Sweet Sweden+」にてお話会なんぞを担当させていただいていた、その頃。自分とマディッケンは八景島シーパラダイスにいました。

二人で時間を潰すにあたり、トイザらスに行きたいとか、くるまやラーメンに行きたいとか、はたまた都立大学まで一緒に行くかとかいろいろと考えたのですが、結局は近場のシーパラに行くことに。

シーパラに行くこと自体はいいんです。でも、マディッケンが4歳になってしまった今、アトラクションに乗るとすると1人分の料金を取られてしまうわけで。メリーゴーランドなんて3分ほどで終わってしまうのに、2人で乗ったらそれだけで1,000円ですから。自分の時給より高い。破産する。

そこで交渉。アトラクションに乗るか、もしくはぬいぐるみを1つ買うか、その2択から選ばせたところ、無事にぬいぐるみの選択肢へ誘導することに成功。アトラクションに乗ったら3分で終わってしまう1,000円が、家に持って帰れるモノが残る上に550円で済んだのですから。儲かった。

マッディッケンにとってはシーパラでぬいぐるみを買うことが楽しみとなったわけですが、自分の楽しみは、このシーパラの一角に出店している小汚い屋台のようなファストフード店で食事をすること。ここで提供される焼きそば、フライドポテト、唐揚げ、いずれもが自分の好みに合致しているのです。

自分も店舗経営の片棒を担いでいる人間なので、ほかのお店のことを形容するのは憚られるものですが、敢えて言います(自分はこの店が最高だと思ってますから)。清潔感なし、段取り悪し、ホスピタリティは〇〇い。でも、それでいいんじゃないかと。

キレイに整えた外観をしているお店で、イマイチな接客をされると「あれ?」と感じてしまうものです。しかし、ヘタにマニュアル教育された従業員を立たせているよりも、「ウチはホスピタリティゼロなんで、そこんとこヨロシク」な態度を外見で示してくれている分、違和感がないのです。

ある意味、正しいノンバーバル・コミュニケーションができているんじゃないかとも思います。つまり、言語を介さずに行うコミュニケーションのことですが、毒を持った動物が奇抜な色を体で示しているように、お店の雰囲気と態度は一致していていることで1つのコミュニケーションが成立しているわけです。

シーパラに行ったら、アジウエルというお店で食事をすることがオススメです。

P.S. オーロラさん、ハガキをありがとうございました。チラシ、お待ちしています。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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