スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと

スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@19年12月03日(火)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

店外イベント

  • 19年12月08日(日)12時~
    店長による出張お話会『トムテと絵本とクリスマス』

    詳細:Sweet Sweet Sweden+

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2019年12月】07日(土)/12日(木)
  • 【2020年01月】18日(土)/23日(木)


もう店長のインスタでネタがばれているかもしれませんが。なんか、ネタが被るとコチラがスベらされているような気がしてイヤなのだけれども。

もう1か月以上前ですが、絵本をテーマとした雑誌「MOE」さんに取材をしていただいていました。本日12月3日から店頭に並ぶ今月の特集は『北欧 しあわせの魔法』だそうです。

もし余裕のある方は、ぜひ地元の本屋さんで。


フクヤさんのブログでも触れてくださっていますが、こんなページです(内容が伝わりすぎないように遠目から)。もし手に取る機会があれば、フクヤさんの語った「ヴィンテージ雑貨の楽しみ」のページもぜひ。

少々裏話をすると、MOEさん側と「今回はプリンセスケーキ以外で」ということで、それ以外のお菓子からラインナップを組みました(傍らでやり取りを見ている限りでは、そういうことだったと思う)。

ウチとしても、世の中になんだかプリンセスケーキしかないような、メリー・ジェーンしかないような、まるで一発屋のように思われてしまっても困るなと思っていたところなので、この方針を快諾。あ、フォローしておくと、一曲でも世に知られている曲があるだけで素晴らしいことですからね。

最近読んだ、敬愛するクリエイターの一人である佐藤雅彦の著書。そこに記されていた「ブーム断固反対」という項を読んで、「そうそう、自分が無意識に思っていたのはこういうことだ」と腑に落ちました。

この佐藤雅彦という名前を知っている方はすくないかもしれませんが、『だんご3兄弟』の作詞・プロデュースを務めた人物です。ほかにも昭和世代なら記憶に刷り込まれているCMを数多く手がけています。バザールでござーる、バザールでござーる。

彼は『だんご3兄弟』の過熱した状況を見て、ヤバさを感じたそうです。本当に「好き」だと思ってCDを買ってくれた人々はありがたいけれども、ブームという空気感に流されてCDを買っちゃうヒトたちの存在が出てくるのは歓迎しない、と。

本質を気に入ってくれた結果により生じる消費と、ブームに流されて「なんとなく手に入れたい」という衝動により生じる消費、その性質はまったく異なるものです。「みんながいいと言うものを、自分も手に入れたい!」という記号的な消費は、いずれ熱が冷めたときには何も残らないであろうと。

プリンセスケーキをテーマにしてもらえたテレビ番組の放送から3か月が経ちますが、じつはまだ番組の残り香がある状態です。正直、この番組のおかげでカッテンの知名度は上がりましたし、本当にありがたかったです。

しかし、自分たちから「プリンセスケーキあります!」というアピールはできるだけしないようにして、熱があまり上がらないようには心掛けました。そもそも自分たちにそんなにアピール力はないけれども。

1日あたりに店頭に並べるプリンセスケーキの数も、放送前と極端に変えないようにと店長に伝えました。1つ2つほど増やすのはいいけれども、もしその日のプリンセスケーキが売切れたらそのままでいいから、と。

「せっかく来たのにプリンセスケーキがないなんて」と不満になってしまうお客さんもいたのかな。でも、自分たちは「それならば他のものを試して、プリンセスケーキはまた今度の楽しみにしようかな」という考え方をしてくれるお客さんを大事にしていきたいのです。

100点満点の正解は知りませんけれども、自分たちの店が長く続いていくためにはこうした方がいいんじゃないかと考えました。お陰でリッラ・カッテンはお客さんにとても恵まれていると思います。自分たちと波長が合うお客さんが集まってくれるから、お客さん同士でも繋がりやすかったりする気もしますし。

ちなみに。今月のかつぶし新聞でも触れていますが、前日までに取り置きの確認をしていただければ、できるだけ希望が叶うように対応させていただいています。遠方の方はどうぞご来店前日までに、ぜひお問い合わせください。

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