京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
店内イベント
【満席】2019年12月13日(金)11:30-
スウェーデン洋菓子教室「サフランパンとジンジャークッキー」の詳細【残2】2019年11月30日(土)11:30-
スウェーデン洋菓子教室「ジンジャークッキーハウス」の詳細
スウェーデン語教室
ネイティブによる「スウェーデン語講座」不定期開催 11時30分~13時
※ 開催日についてはお問い合わせくださいリッラ・カッテン店長による「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【11月】28日(木)
- 【12月】07日(土)/12日(木)
店長が担当するお話会があります、というオハナシでございます。
もう開催まで2週間切っていますが、12月に「Sweet Sweet Sweden+」というイベントがあります。スウェーデンに関連した、小物を作っていらっしゃる方や雑貨を扱っていらっしゃる方などが集まり、そのなかでお話会も開催されるイベントで、今年で10周年となるそうです。
日時:12月7日(土)11:00-18:00/12月8日(日)11:00-17:00
会場:クァンタム・ギャラリー&スタジオ(東急東横線 都立大学駅下車徒歩1分)
その2日目。12月8日(日)12時からの90分、店長が『トムテと絵本とクリスマス』と題したお話会を担当します。
「トムテ」が何であるかをご存じない方にはテーマがわかりづらいかもしれませんので捕捉しておくと、「サンタクロース」の基になった存在の妖精みたいなものといったところでしょうか。ちなみに、スウェーデン語で「サンタクロース」のことを「
日本におけるサンタクロースは、赤い服を着て白いひげを生やしており、トナカイをお供にソリに乗り、煙突から入ってきて、靴下にプレゼントを入れて去っていく。そんな概念が一般的かもしれませんが、そもそもスウェーデンに伝わっていた「トムテ」は一味違っているのです。
従来の「トムテ」の概念に、様々な文化や商業的な都合が混じり合い、現在の「ユールトムテ」として独自の進化を遂げていったということで、場合によってはもはや別モノとして考えてもいいかもしれませんね。
クリスマスにおける「トムテ」の姿を描いた「
日本では荒唐無稽な組み合わせに聴こえるかもしれませんが、「トムテ」に対して「おかゆ」は大事なキーワードだったりします。
さらに。さっき店長と話して、1910年ごろに実際に使用されたクリスマスカードに描かれた「トムテ」の姿を観ながら、当時の「トムテ」に対するイメージやその特徴を紹介したら面白いんじゃないかと言うことになりました。
ここでも左上のクリスマスカードには「トムテとおかゆ」が。右上のクリスマスカードには「トムテとヤギ」。そして下の小さ目のクリスマスカードには、少しわかりづらいですが「トムテとブタ」が。日本にはない、スウェーデンならではの「トムテ」が描かれていることがわかります。赤い服も着ていませんね。
このいずれのクリスマスカードもイラストを手掛けたのは「
いずれにせよリッラ・カッテンらしく、絵本やクリスマスカードなどと絡めて、臨場感あるお話会にできればいいですね。
で。参加費は¥2,000で、プリンセスケーキと飲みもの付です。お申込みは直接主催者さんへお願いします。