スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@19年11月15日(金)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

店内イベント

店外イベント

  • 19年11月15日(金)〜17日(日)
    第16回 東京蚤の市@国営昭和記念公園(東京・立川)

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【11月】28日(木)
  • 【12月】07日(土)/12日(木)


東京蚤の市の1日目が終了。現在23時36分、明日は5時30分起床予定であります。

ウチは宣伝ベタを自覚していますが、各種お菓子が売れていくなかでスウェーデンのルシア祭に欠かせない『ルッセカット』というサフラン入りのパンの動きがどうもよろしくない。

その様子を見かねたリカードが「ルッセカットが売れないのは残念。試食とか出したらいいんじゃない?」という提案をしてくれました。その提案に対し、「試食じゃなくて、リカードがルッセカット食べてよ。ただし、目立つところで食べて」という打診をしたのです。

二つ返事で快諾してくれたリカードにルッセカットを渡し、予定通り店から少しはみ出た場所で堂々とそのルッセカットを食してもらいました。「すぐに食べたらアピールにならないから、ゆっくり食べてよね」という注文を付けくわえて。

すると、その様子に興味を持ってくださったお客さんがちらほらと現れ、リカードも「おいしい」とアピール。そのおかげもあって、瞬く間にルッセカットは売り切れました。スウェーデン人がスウェーデン洋菓子を食べるという説得力に勝るものはありませんね。

日本に来るタイミングを蚤の市に合わせ、開催3日間すべてを手伝うと言ってくれたリカード。その言葉に偽りなく、お客さんへのアピールやレジ打ち、会計まで見事にこなしてくれました。クロマティ、デストラーデ以来の大型助っ人外国人だ。

過去最大数用意したお菓子も、3日間の開催で売切れれば御の字と考えていたところ、ふたを開けて見れば開催初日で65%ほどが売れました。ありがたやパタヤビーチですね。

決して近い場所でないにも関わらず、お店の常連さんがはるばる立川まで顔を出しに来てくださったり。一度購入したお菓子を食べたお客さんが美味しかったからと、また買いに来てくださったり。店長の励みにもなったようです。

お店を手伝ってくれているイーノさんも、自分が作ったお菓子がこうして目の前で売れていく光景に楽しさを感じてくれている様子だったり。また、朝から接客を手伝うためにヘルプで入ってくれた方々も楽しかったという感想を持ってくれたり。

帰りの車内では「リッラ・カッテンは、お客さんも含めて、周囲の方々に恵まれている」という感想を店長が漏らしていました。ついでに、帰り道に井上陽水のモノマネにも挑戦していたことを暴露しておきます。

本日はありがとうございました。明日も余力があれば更新します。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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