スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@19年10月01日(火)

23言目の「ねごと」。京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

重要なお知らせ

店内イベント

店外イベント

  • 19年11月15日(金)〜17日(日)
    第16回 東京蚤の市@国営昭和記念公園(東京・立川)

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【10月】05日(土)/10日(木)/24日(木)
  • 【11月】02日(土)/07日(木)/18日(木)


なんでだろう、なんでだろう、なんでだなんでだろう。

今日はお客さんたくさん来てくれたのなんでだろう。とにもかくにも、いい意味で予想を裏切っていただき本当にありがとうございます。

昨日は店休日でしたが、価格を変更するにあたって夜に値札を貼り変える作業をしに行きました。思いのほか時間が掛ってしまい、日付をまたいでしまったのですが、せっかくなので終電で帰ることに。深夜まで店にいたのは、店舗の内装工事をしていたとき以来かな。

24時を過ぎることが確定したとき、逆に「あ、どうせなら終電に乗ろう」というポジティブな気持ちに。神武寺から金沢八景への終電は24時33分。終電にどれだけのヒトが乗っているのか、どんなヒトが乗っているのか、気になるじゃないですか。

終電間際。神武寺駅構内の乗客は自分だけでした。新逗子方面からその日最後の金沢八景行きの電車がやってくると、意外と車両ごとに2~3人ほど乗っていて、もっと寂しい雰囲気を想像していたから少し残念な気持ちに。

さて。今回の価格変更を機に、これまで店長がテキトーに手で書いていた洋菓子のプライスカードを、きちんとデザインしたもので一新することにしました。プライスカードはお客さんとのコミュニケーションの入り口にもなり得るツール、意外と盛り込むべきことが沢山あるのです。

単純に商品名と価格が記載されていれば事足りるものかもしれませんが、スウェーデン洋菓子という縁のない方には「なんだこれ」なお菓子が多いという性質の商材でもあるので、短いコメントも記載したい。さらに、食品表示法の定めるアレルギー表示も記載したい。それらをスッキリわかりやすく認識してもらえるようにレイアウトする必要がありました。

そして、最終的に出来上がったものが写真のようなプライスカード。店長に見せても「ふーん」という反応でしたけど。


自分は「スゴくデザインされている!」とわかるようなデザイナーの存在が前面に出たデザインよりも、こういう『「ふーん」なデザイン』でいいと思っています。

その、『「ふーん」なデザイン』なデザインにたどり着くまでに、こうしていろいろとパターンをつくって検証をしてみたりしましたが。

まあ、いくつデザインパターンをつくろうが、どれだけデザインに時間を掛けようが、結果的にお客さんがこのプライスカードを通じて商品に興味を持ってくれるようにならなくては何の意味もないのですが。

「頑張り」を評価するよりも、「成果」で評価しなくてはいけませんね。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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