《延長中》スウェーデン洋菓子店、深夜のねごと@20年03月07日(土)

京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【2020年03月】07日(土)/12日(木)/28日(土)


参加予定イベント延期のお知らせ
当店が参加予定でした2020年3月21日(土)〜22日(日)開催の「紙博 in 仙台(&杜の北欧市)」は延期となりました。

今日のリカードとのスカイプで興味深かったこと。「日本では”買い占め”が発生することがよくあるんだけど、スウェーデンではそういうのある?」と尋ねると、「いまマスクが足りない状態だけれども、買い占めはほとんどないかな。でも、夏至のときに食べるイチゴは奪い合いになる」とのこと。なに、そのファンシーな争い理由。

ポーランドなどから入ってくる輸入品のイチゴよりも、スウェーデンのイチゴの方がいいんだとか。2018年のノーザンライツフェスティバルで観た映画、「Jordgubbslandet(邦題:ストロベリーデイズ)」を思い出した。イチゴの収穫に低賃金で出稼ぎにスウェーデンにきているポーランド人一家を描いたハナシ。

スウェーデンではイチゴを巡ってゴタゴタするのかな。今日もまたムダなスウェーデンに関する知識を増やしてしまった。ありがとう、リカード。

さて。自分たちは商品の「魅せ方」がヘタ。日本語は便利であり複雑なもので、「見せ方」ではなく「魅せ方」のハナシ。要はディスプレイです。

魅せ方を追求して、いろいろな什器を試しては「あーでもない、こーでもない」を繰り返して什器ばかりが増えてしまうのですが、最近切手の魅せ方でようやく納得するディスプレイの形ができました。

「このお店で売っているコレと、このお店で売っているコレを組み合わせて…」なんて種明かしをすれば10秒で済んでしまうわけですが、自分はここにたどり着くまでに1か月以上悩んでいたかもしれません。雑貨店に入っては「これはディスプレイに使えるかな」と頭を巡らせていました。

プログラムの仕事にも片足ツッコんでいた時代を経てきたせいか、こうして規則性を持たせたディスプレイに美を感じます。誰も分からんだろうけれども、なんでもかんでも”for文”で回したいのです。

for文(Wikipediaより
プログラミング言語において条件が真の間だけ与えられた文の実行を繰り返すというループを記述するための文である。forループは、whileループと違って、ループに入る前の初期化(通常カウンタ変数の初期化を行なう)を含む点で異なる。また言語によってはforeach文をfor … in … のように書くことがあり、このときのfor文はイテレータの繰り返し処理をする文になる。

でも、「店に置いておきたいディスプレイ」と、「家に置いておきたいディスプレイ」って違いますよね。正直、ウチにこれがあったらジャマだと思う。家では切手は切手アルバムに入れていますから。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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