京急逗子線神武寺駅前にあるスウェーデン洋菓子店リッラ・カッテンのお知らせや自分たちのことについて、基本的に営業日には毎日更新しています。
スウェーデン語教室
ネイティブによる「スウェーデン語講座」不定期開催 11時30分~13時
※ 開催日についてはお問い合わせくださいリッラ・カッテン店長による「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【2020年03月】07日(土)/12日(木)/28日(土)
当店が参加予定でした2020年3月21日(土)〜22日(日)開催の「紙博 in 仙台(&杜の北欧市)」は延期となりました。
店番が終わってから京急で横浜の中心方面へ。黄金町から徒歩5分ちょっとのところにあるジャック&ベティという映画館に行ってきました。写真に写っているのは知らないおじさん。
デンマーク映画「アダムズアップル」のチケットをいただいていたのです。本日がジャック&ベティにおける上映最終日ということで、ここで「アダムズアップル」の良さをアピールしても残念ながらご覧いただくことはしばらく難しそうです。
デンマーク映画ということもあり、スウェーデン系のウチの店にもこの映画に対するポジティブな感想がチラホラと入ってきていました。映画オンチな自分も「そんなにみんながイイと言うなら」と、観に行こうかと考えていたところにチケットを戴いてしまったら、これはもう観に行けという啓示ですから。
自分が映画の感想を語るのはおこがましいですが、自分のなかでの印象に残った北欧映画ランキングのベスト3に入りました。北欧映画なのに自分にも納得できるストーリー展開。それだけで合格です。でも、今回書きたいのは映画作品の感想ではないです。
このチケットをくださったのは「アダムズアップル」の配給に携わったオーロラさんでした。映画が終わって劇場から出ようとしたら、ちょうどオーロラさんが出口のところで帰りのお客さんたちに挨拶をしていらしたので、京急の黄金町駅まで一緒に帰ることになりました。
「いつも劇場に様子を見に来ているんですか?」と尋ねると、そうではないとのこと。本当は昨日、店番が終わってからこの映画を観にこようと思っていたのですが、家を出てからチケットを忘れてしまったことに気が付いて、急遽本日最終日に観に来ることになってしまったので、こうしてオーロラさんに会えたのはそのアクシデントの賜物でした。
帰り道。オーロラさんに率直に「映画って、やっぱり影響受けてます?」と尋ねると、やはり状況は厳しいとのこと。最終日ということで駆け込みのお客さんもいたものの、全体的に想定していたよりもお客さんの入りは少なかったそうです。ちなみにジャック&ベティも最大入場者数を通常の半分とし、席に間隔を空けて座れるような措置を取っていました。
映画を観ているあいだも、咳をするようなヒトはほぼ皆無。いや、”ほぼ”もいらないくらいで”皆無”だったかな。むしろ、自分が咳払いを数回したのを記憶しているくらい。感染病の主な感染経路が飛沫感染なのであれば、咳をするヒトがいない限り、映画館はホントは自粛する必要がないのかもしれません。
世の中がこういう状況だから、自分のような店に立つ人間が「映画を観に行ってきました」なんて行為に違和感を憶える方もいるかなと思ったのですが、この場で「健康状態がいい人間は普段通りの生活を送るべき」と主張している人間がそこで委縮してしまっては説得力がないだろうと。
もらったチケットで観に行っておいてエラそうなことは言えませんが、こういうときだからこそ「映画を観に行きました」と、この場で発することが大事だと思いました。「感染するのが怖いから外にでない」という方もいるでしょうが、そのコワイ状況下で日常生活を維持してくれているヒトがいるからこそ、また日常に戻れる土壌が保たれるわけですから。もちろん、すべてのヒトが納得する適切な行動なんてないと思いますけれども。
いつも自分を映画とつないでくださるオーロラさんには感謝です。打っても大して響かない鐘のようなリアクションや感想しか出てこずに申し訳ないですががが。
カッテンの状況で言うと、体調が優れない方、周囲に体調が優れない方がいる方は、きちんと来店を控えてくださっています。店としては、もちろんお店に来ていただいた方が嬉しいのですが、やはりそこは涙を呑むべき状況ですから。ご協力ありがとうございます。
そういえば。横浜ビブレのブックオフに寄ったついでに、アニメイト(アニメグッズ専門店)のフロアにも入ってみたのですが、自分が知らないアニメ作品が多すぎてちょっと笑えた。