スウェーデンおつかい旅 2017(夏)@第20話:たくさんの売り手があつまる蚤の市へ

2017年6月から7月にかけて、北欧スウェーデンとフィンランドへおつかいへ行くことにしました。その様子を準備段階からまとめていきます。

これまでは実際の店舗をメインに回っていたのですが、今日はヨーテボリで泊めてもらっているリカードの協力により蚤の市に行くことになりました。どんなものが売られているのかは運次第。基本的にはプロではない一般市民が自宅のものを持ち寄ったお店が多いと思うので、どんな商品が見つかるのか楽しみです。

一日は洗濯からはじまりました。スウェーデンでは集合住宅において個人で洗濯機を所有するのではなく、共同の洗濯機を使用するところが多いようです。留学時以来のスウェーデン式ドラム洗濯機。日本と大きく違うところは、お湯で洗濯するというところ。ここに設置されている洗濯機は90℃まで設定できるということで、なんだか服がものすごいキレイになりそうな気がします。

共同の洗濯機ということで、使用するためには予約が必要。自分の部屋番号のついた鍵を、使用したい時間帯の鍵穴に移動させて予約をしなくてはいけないようです。

なんかアナログ感ものすごくて逆に感動します。

朝食には昨日リカードとスーパーに行って買っておいたものを。『イチゴとルバーブのミックスジュース』はさっぱりしていてとても飲みやすかったです。ジャムもルバーブがはいっているものを買ったので、朝からルバーブづくしの朝食です。

朝食後はリカードの両親が迎えにきてくれたので、車で蚤の市に向かいます。10分程度で蚤の市の会場に到着。本来は11時から開場とのことでしたが、自分たちが着いた時点ですでに多くの車が駐車場を埋めていました。

ほぼ会場内の売り手も準備ができているようで、すでßに蚤の市は本来の開催時間を待たずにスタートしていたようです。売り手は車で乗りつけて自分のブースに商品を並べます。値段もきちんと用意されていことが多いので、もう店のヒトに聞かないとそもそもいくらなのかがわからないものばかりです。売り手によっては、たくさん買えばまけてくれるところも多いので、値切るのが得意な方がうらやましい。

どんなものを購入したかは…写真を撮っていないのですが、なるべくスウェーデン語がどこかにあるものということを意識して買い集めました。バッヂとか、絵はがき(なかには100年以上前のものも)、あとは古い缶など、基本的には一点ものとなるものばかりです。

今日までに買い集めた絵本も相当な量になりました。これでいままで並べる商品がなかった棚も、満を持して多くのスウェーデン関連商品で埋め尽くせるようになるのではないでしょうか。どんな棚になるのか、たのしみです。

蚤の市の後はリカードの両親の家でコーヒーをいただくことに。このお宅には2年前にも訪れたことがあったのですが、その時はもう暗い時間帯だったので、今回の明るい時間の訪問では印象がすこしちがいます。

リカード父さんのレコードコレクション。収集にものすごい凝っていて、おなじレコードでもいろいろな国で発売されたバージョン違いなどを見せてくれたり。リカードもリカード父さんも蚤の市に行って古い物を見て回るのが好きなようです。

リカードの両親が蚤の市で買っておいてくれた菓子パンやお菓子をお供にテーブルを囲みます。まだまだ発展途上ではありますが、カッテンの店内でスウェーデン語のラジオを流し続けていることで培われたであろうスウェーデン語の聞き取り能力が少し役に立ちましたけれども、まだまだですね。

もっとスラスラと言葉がでてくればいいのに、というフラストレーションがきっと日本に帰ってからのスウェーデン語学習のモチベーションに繋がるんだろうなと。言葉の学習に近道はなさそうです。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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