ビョルネンは時間泥棒@19年04月23日(火)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年04月09日(火)~19年05月31日(金)
    『スウェーデンの学校の国語教科書展』

店内イベント

  • 【満席】 19年04月26日(金)/27日(土)12時~
    スウェーデン伝統スクエアケーキ2種

店外イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【04月】25日(木)
  • 【05月】18日(土)/23日(木)

今日の時間泥棒


本日はお日柄もよく。今日はニャンコ先生のお宅にお邪魔しました。

ところで、このご時世。「ニャンコ先生」と検索すると、なんと夏目友人帳に登場するキャラクターの「ニャンコ先生」がまず出てくるんですね、けしからん。天国のキンキンが泣いちゃうぞ。

ネコを飼っている方のお宅にお邪魔する機会がそれほど多くないので、こうして間近でネコを観察したり触れたりするのは久しぶり。当然といえば当然なのですが、ネコを見ながら「君はとてもネコっぽい仕草をするなぁ、やっぱりプロだなぁ」と一人で感心したり。当たり前すぎて意味わからないでしょうが、ネコを見ながら本当に「ネコっぽいなぁ」と思っちゃったんだから、しょうがない。

カウボーイビバップ第6話のフェイ・バレンタインの名言になぞらえるならば、「ネコは生きているだけでエライ」ということなのでしょう。ホント、存在しているだけで価値がある。レゾンデートルの塊ですね。


ご紹介が遅れましたが、ニャンコ先生の飼い主はノルウェー語の先生の「ノルたん」さん。

ご自宅にお伺いするにあたり、ノルたんさんと縁のある方、そしてノルたんさんとはまだ初対面ながら気が合いそうな方、そのお2人を「一緒にどうですか?」とお誘いしました。

日本における北欧業界が狭いのはご承知のとおり。北欧周辺に縁のある方であれば初対面でもすぐに共通の話題や知人のハナシが持ち上がるものです。ノルたんさんには事後報告気味のお知らせとなってしまい申し訳ありませんでしたが、結果的に自分一人で伺うよりもより良い時間になったことを確信しています。

ホスト役になっていただいたノルたんさんの負担が増えてしまったかも知れませんが、3人での訪問を快諾いただき「tusen takk」でした。


ノルたんさんが用意してくださったノルウェー風おもてなし軽食の後には、本日の主役のブラウンチーズが。ヤギのミルクでつくられたチーズで、ノルウェーではとても一般的なもののようですが、自分はこれまで食べたことがなかったのです。

ノルタンさんをはじめとしたノルウェー派の方々のSNSでは度々紹介されていたので興味はあったのですが、こうして対峙できる日が来るとは。いざ。

個人的には一般的なチーズよりも酸味がなくマイルドなこのブラウンチーズの方が食べやすかったですね。じつはスウェーデンでチーズを出されてもあんまり手を出さないのですが、もしブラウンチーズが出されたら積極的に食べるかも。

さらに。こちらもノルウェーでは一般的と説明してもらったワッフルも、ノルたんのワッフル焼きの腕が良いせいもあるのでしょうけれども、自分好みの食感でした。

「店長にもどうぞ」とお土産用に焼いていただいたワッフルも自宅で早速食べましたが、忖度を知らないマディッケンも「これ、しゅきなやつ」と言っていましたし、その証拠に一人で3切れ食べていました。

日本ではフィンランドやスウェーデンの影に隠れてしまって、ノルウェーの影が薄い印象があることに北欧業界関係者からの強い異論が出ないものと思いますが、そんな陰の薄いノルウェーの伝道師を名乗り尽力するノルたんの姿勢は素晴らしいと思います。

北欧業界のセンパイであり、人生の先輩でありながら、こうして同じ目線でお付き合いいただけるところもまたありがたいことだな、と思ってますよ。”先輩”という概念を持っていない、そういう方々が多いフラットな北欧業界がやっぱり素晴らしいし楽しいですね。

今後も日本におけるノルウェーの発展に寄与される様子を、陰ながら応援させていただきたいと思います。今日はお招きいただき、ありがとうございました。誘いに乗ってくださったお二人も、ありがとうございました。

ちなみに。「ニャンコ先生」の名前は「とらちゃん」ですよ。ホント、ヒトに懐くようになってよかったですね。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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