
スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。
「御魚ギャラリー」展示内容
- 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』
店内イベント
【満席】 19年03月01日(金)12時~
《再》スウェーデン洋菓子教室「セムラをつくろう!」
洋菓子教室の詳細ページ
店外イベント
19年03月23日(土)/24(日)
埼玉県飯能市 メッツァビレッジ「湖畔の北欧市」
手紙社さんによる告知ページNEW 2019年05月11日(土)/12日(日)
東京都品川区 大井競馬場「第15回 東京蚤の市」
手紙社さんによる告知ページNEW 2019年06月29日(土)
朝日カルチャーセンター横浜教室「講座:スウェーデンの夏至祭」
朝日カルチャーセンターさんによる告知ページ
スウェーデン語教室
ネイティブによる「スウェーデン語講座」隔週水曜 11時30分~13時
《満席》 初回2月27日(水)リッラ・カッテン店長による「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【03月】09日(土)/14日(木)/28日(木)/30日(土)
今日の時間泥棒

リッラ・カッテンもお世話になっているスウェーデン洋菓子の定番レシピ集である「
ちなみに。カッテンでも提供している「
「
現行版と比べると、スウェーデン洋菓子の変遷なんかも見えて面白いかなって。歴史考察が必要な際のヒントを得るための資料としても有効ですし。

店長が目を留めたのは、単位の換算表が書かれたページ。この表は(いまウチにある)2005年版には掲載されていないんですよね。
スウェーデン洋菓子のレシピはどうやら単位が日本の慣習と違うようで。たとえば砂糖であれば日本だと「グラム」を用いるところ、スウェーデンでは「デシリットル」が用いられたり、まあ店長によるといろいろと換算が面倒なようなのです。

自分が「お」と思ったのは、以前の持ち主が残した何かのレシピ。前の持ち主の残像が垣間見えるアイテムに情緒を感じます。
このレシピは…「Recept på förs…försov…ostkaka」?スウェーデンでは筆記体で文章を書くのが一般的で、自分は筆記体は書けないもののとりあえず読むことはできるのですが、読めないケースもちらほら。
解読できた文字をヒントに、自分の語彙のなかから思いつくものをアタマのなかで検索していって文脈に当てはめて…みたいなパズルのような読解をしていくことが多いです。
この「förs…ostkaka」が解読できない。自分の語彙のなかからだと「försovande ostkaka」が思いつくけれども、それだと「寝坊したチーズケーキ」という意味になってしまうから多分違う。そうであってほしい気持ちはあるけれども、十中八九違う。
ほかには「försvunnen ostkaka」で、「消えたチーズケーキ」。いきなりミステリー。昔、「チーズはどこへ消えた?」なんて売れたビジネス書があったけれど、きっとこれも違う。
文字のシルエット的に絶対に違うけれども「förstärkande ostkaka」であれば、「強化されたチーズケーキ」かな。厄介なことに「förs…」から始まる単語ってたくさんあるんですよね。
おーい、山田君。コレ読めるヒト、連れてきて。
材料は読める。
8dl mjöl(小麦粉 8dl)
3tsk bakpulver(ベーキングパウダー 小さじ3)
2hg smör(バター 200g)
äpple, kanel, socker(リンゴ、シナモン、砂糖)
200g(200g)
でも作り方が書いてないか。