ビョルネンは時間泥棒@19年02月26日(火)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
    『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』

店内イベント

店外イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【02月】28日(木)
  • 【03月】09日(土)/14日(木)/28日(木)/30日(土)

今日の時間泥棒

ハガキをいただきました

ようやく月内に上げなくてはいけない仕事が片付いてきました。しかし、次は確定申告。その次は3月に仕上げることを希望というスケジュールの案件。

さらに直近で言うと、この後は「かつぶし新聞3月号」の原稿づくり。3月1日から配り始めるのが正の状態であるはずのものが、まだ文章すら書き終わってないとか、おかしいなぁ~おかしいなぁ、なんかおかしいなぁ。

人間この歳になったら、どういうシチュエーションで自分のテンションが上がるのか、自分の本領を発揮できるのかを把握しておくべきだと思うのですが、自分の場合はまずひたすらサボる。そして「ヤバい、サボりすぎた!」と罪悪感がマックスになったところで、ときどき天才的な集中力を発揮します。”ときどき”と付いているということは、天才的な集中力を発揮しないケースもあるということで。

いま現在、いろいろサボりすぎた結果、天才的な集中力を発揮しないケースにぶち当たっているから困っているんですけどね。クライアントに迷惑が掛かるような状況にはなっていないけれども、もうちょっとペースに余裕を持ちたいな、と。

人生のモットーは「頑張らない」なので、もっとラクになりたい。ラク太郎って、いい名前だなぁ。

さて。先日、北欧映画祭であるトーキョーノーザンライツフェスティバル(TNLF)にてフィンランド映画『アントレプレナー』を観た上で「よくわからなかった」、そして「それが北欧映画だからいいんだ」的なことを書きました。そして、TNLFのオーロラさんからソレに対するアンサーメールをいただきました。いつもありがとうございます。

オーロラさんからリアルハガキをいただいて、それを自分がこういうネット上で返信するというやり取り、もう何度目ですかね。現代っぽいですよね。このご時世、手紙をいただくのってやっぱりいいと思います。紙モノ万歳なので。

ハガキでいただいた内容によると、どうやら『アントレプレナー』はドラマではなく、ドキュメンタリーだったとのこと。そして「作りがドラマのような作りなので『?』となってしまったお客様も多かったようです」と。

しかし、自分にはそれでよかったんです。「?」になりたくて見に行ったから、ものすごく満足できました。エンドロールが流れた時点で、声には出さないもののちょっと笑ってしまうくらい。北欧映画との付き合い方がわかってきたんじゃないかという、歪な喜びだったのかもしれません。

しかしもう一度『アントレプレナー』をドキュメンタリーという視点で観ると、きっとアタマに入ってくる内容も違ってくると思うんですよね。何が言いたいのか、本当はあるのかもしれないけれども説明過多にならない、「自分で考えろ」的な姿勢がいかにも北欧映画らしいのかもしれません。

そういえば、最近はキリンジの「千年紀末に降る雪は」という曲を、季節のせいかよく聴いています。その曲の歌詞も意味わからないんです。スウェーデン語のレッスンに通ってくださっているSSSさんも、「あのヒト(キリンジ兄)はアタマおかしい(きっと誉め言葉的意味で)」と仰っていましたが。

でも、かつてラジオで星野源が「千年紀末に降る雪は」の歌詞の内容について触れていたことがあったらしく、文字起こしされたサイトの内容を読んでみたら、その歌詞の内容の深さに感心させられてしまいました。

アレでしょ?こういうところに歌詞とかそのまんま書いちゃうと、JASRAC来ちゃうんでしょ?キリンジの「3」というアルバムに収録されているので、興味のある方はぜひご自身の手で歌詞にたどり着いてください。

北欧映画とキリンジと。両者とも意味をきちんと理解できると物凄くハマるかもしれません。サビ歌詞にある「真っ赤な柊の実」を差し出している人物の正体がわかったとき、この曲に対する目がガラっと変わりました。源さん、ありがとう。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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