ビョルネンは時間泥棒@19年07月26日(金)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年06月11日(火)~19年08月02日(金)
    『インゲル&ラッセ・サンドベリ夫婦作家の絵本展』
    ※ 今回の展示にて「御魚ギャラリー」での展示は終了です

店内イベント

  • 19年08月23日(金)/24日(土)11時30分~13時00分
    【満席】 ザリガニパーティー

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【08月】03日(土)/08日(木)/17日(土)/29日(木)

今日の時間泥棒


注文していた本がスウェーデンから届きました。

ときどきスウェーデン語の本が日本でも売られているのを見かけるのですが、とあるネットショップでたまたま見つけて、この教科書のシリーズの存在を知りました。表紙がイイ感じの本は、だいたい中身もいいものです。

本のタイトルは「Hembygdskunskapヘムビーグス・クンスカープ」といい、辞書で「Hembygdヘムビーグド」を引いてみると、「故郷」と書いてある。そして「kunskapクンスカープ」は「知識」という意味。つまり『故郷に対する知識を学ぶ教科書』ということになるのかな。日本でいうところの社会の教科書ってことで、よろしいか?


ここでいう『故郷』とは、きっとスウェーデンのことを指していると思うんですよね。「自分の暮らしている土地のことぐらい知っとけ!」という感じで。

目次に目をやると、並ぶのはこのような題目が。すべて日本語にしておきますが、「学校」、「交通」、「故郷の植物」、「地図」、「高い山と深い谷」、「昔の様子」、「冬が来た」、「地球」、「外国の子供たち」、「私たちの住んでいるところ」、「職業と交通機関」、「故郷の知識」、「ペット」、「わたしたちの体」、「植物と動物にとっての春」となっています。

内容が少々とっ散らかっている印象を受けるのですが、やっぱりどちらかといえば”社会”の時間の教科書なのかな。


個人的には、古い本の手描きによる図鑑のようなページが好きです。イラストの方が、写真よりも特徴が際立たされていてわかりやすいし。

小学校の教科書に掲載されている知識は、つまりスウェーデン人にとって共通の知識でもあるわけですから、スウェーデンに関して紹介されているそこら辺の本を読むよりも、この教科書を読んだ方がスウェーデンのことを深く知ることができるかもしれません。

Janさんのスウェーデン語レッスンで読む課題図書を、この教科書にしようかな。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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