北欧絵本@Var är min syster?

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作者のスヴェン・ノードクヴィストが25年前から描きたかったという絵本です。いつもどこかにいってしまう「おねえちゃん」を「おとうと」が探しに旅に出ます。

一人暮らしのペットソンおじさんと、しゃべる猫のフィンダス「ペットソン&フィンダス」の作者であるスヴェン・ノードクヴィスト(Sven Nordqvist)が、構想25年前を経て描きあげた絵本である本作。かなり細かい部分まで描きこまれています。

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2007年に発表された作品です。日本でも2009年に翻訳版が出版されました。

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扉ページにあるイラスト。これがいつもどこかにいってしまう、おねえちゃん。じつは、見開きごとにおねえちゃんがどこかに描かれています。かつての「ウォーリー」シリーズのように、このおねえちゃんを探し出すのが、この絵本における一番の楽しみかもしれません。

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おねえちゃんを探しに旅に出る、おとうとくん。おじいさんにも手伝ってもらって、気球に乗って様々な世界を巡っていきます。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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