ビョルネン日報@18年04月28日(土)はれ

18年04月28日(土)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

リッラ・カッテンにおけるスウェーデン語講座のレッスン体系が新しくなります。はじめてスウェーデン語を学ばれる方には、まずスウェーデン語についての「ガイダンス」の時間に参加していただきます。リッラ・カッテンにおけるスウェーデン語講座の概要についてはスウェーデン語教室「Kattkulla(カットキュッラ)」のページをご覧ください。

今日のリッラ・カッテン

「こんな拙い文章や写真でも、よーく見てくださっている方はいるものだな」と感心してしまうことが。先日紹介した新設の壁棚の写真を見て、それがきっかけで常連さんのムンさんが絵本を買ってくださったのです。

ムンさんの書いていらっしゃるブログは、自分が唯一たまに覗きに行く個人ブログ(フクヤさんのブログとかは別カウント)。スウェーデン絵本を読んだ感想なども紹介されていたりして、こちらが勉強させていただくこともしばしば。「そんな本があったとは」みたいな。

そのことに少し気をよくしたので、スヴェン・ノードクヴィストの「ペットソン&フィンダス」の主シリーズの絵本をすべて並べてみました。絵本が全部で9作品と、テキスト多めのクリスマスがテーマの番外編1作品。

こうやって表紙を並べてみたことは実は初めてですね。手前のマルコメ味噌ですが、日本でこれだけスウェーデン語版の「ペットソン&フィンダス」作品が揃うことってなかなかないでしょうね。

ところでスウェーデン語絵本つながりで、さっき大きな発見をしました(個人的には大きい)。東京都立図書館のコレクションのなかにスウェーデン語絵本がいくつかあるようなのですが、そのなかに「Elva katter i en säck」という名前の本がありました。作者名には「Noboru Baba」と。

「へー、日本人の絵本でスウェーデン語に翻訳されている作品って、知らないだけでやっぱりたくさんあるもんだ」なんて思っていたのですが、よく考えると「Elva katter i en säck」は、日本語にすると「11ひきのねこ ふくろのなか」であって、「Noboru Baba」はもちろん「馬場のぼる」なわけで。

「11ひきのねこ」がスウェーデン語に翻訳出版されていたことを初めて知りました。スウェーデン語版がそこまで大ヒット作になったわけではないと思うので、出版部数も少ないでしょうからなかなか手に入らないかもしれません。でも、これからは目を光らせて定期的に買えるチャンスがないものかチェックしようと思います。

ちなみにマディッケンの「11ひきのねこ」シリーズで一番お気に入りっぽい作品は「11ひきのねことぶた」っぽいです。ブフフ、ブフフ。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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