ビョルネン日報@17年09月26日(火)はれ

17年09月26日(火)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

  • 【募集予告】スウェーデン語(初級A/B)10月前期:5日(木)、7日(土)、12日(木)

明日あたりに上記日程のスウェーデン語講座の募集を開始できればな、と思っています。10月は「読書の秋」というスローガンの下、スウェーデン語でカンタンな絵本を読むらしいです。

今日のリッラ・カッテン

店はまったく関係ありませんけれども、駄文の方で書くべきことかもしれませんけれども。今週は目新しいイベントもありませんので、ここに休日のことを書かせていただきます。

月曜日に店長と東京へ出る用事がありました。とある展示会のチケットをいただき、せっかくなので行ってみようということになったんですな。そんなわけで、マディッケンを保育園に預け、電車に揺られ一路東京へ。

そこで展示会を見た後に昼をどうしようかというハナシになりまして、品川駅に差し掛かったあたりで「品川駅の下にあるラーメン屋のなかからおひとついかがか」「ゴーゴーカレーもあったよね」「別にゴーゴーカレーでもいいけどさ」という会話の流れに。店長はゴーゴーカレーがお好きなようで。

さらに電車で都心へ進むうちに「久しぶりに六本木のリラ・ダーラナでもいかがか」という提案が湧き上がりました。東京に出る機会はちょこちょこあれど、そういえばリラ・ダーラナには久しく行っていなかったのです。

リラ・ダーラナと言えば、北欧に興味がある方の多くがその名を聴いたことがあるであろう六本木の老舗北欧料理店ですが、自分たちがランチタイムにもっぱら注文するのは一択、チキンオバジンのみ。チキンは鶏肉、オバジンは米ナス、その上にアンチョビを少々加えたホワイトソースとチーズを載せてオーブンで焦がした料理です。北欧のどこかが発祥かどうかと言うと…かなり前に一度、「これってオリジナルですか?」って訊いたと思うのですがうろ覚えなので明言するのは辞めておきますが。

店長がリラ・ダーラナに来たのは、もう2年ぶりくらいになるらしい。オーナーシェフの遠藤さんとは別の場所で顔を合わせることはあったりしますけど、そんなに長いこと来てなかったんですね。子どもを保育園に迎えに行くという大義名分があるから早めに御暇(おいとま)させていただきましたが、長いことお世話になっている遠藤さんとも久しぶりにお話できてよかった。

で、遠藤さんのご厚意でザリガニを食べさせてくれました。9月いっぱいまで提供するのかな?ということで、今年の駆け込みザリガニパーティー、まだ間に合うかもしれませんよ。もう今年はザリガニを追加で仕入れないと思うので、もしご興味ありましたらまずは電話してみてください。

この前にカッテンで開催したザリガニパーティーで使用したザリガニよりも大きかったな。ちなみに生きた状態で仕入れて店で調理しているというこだわりも。

ステマ?いや、堂々と宣伝しています。

最後に。抹茶とバニラのチーズケーキの提供が残り2、3日となりましたが、「オマエまだ紹介してないだろう」という店長からのプレッシャーがあったので、ここに付け加えておきます。

ここ最近FCSのお知らせをサボりがちだなと思っていたのですが、きっと理由は”試食にハーフサイズしかくれないから”ですね。次のFCSはちゃんと目の前に1切れ用意して「紹介するぞ」という気持ちを伴って試食に望みたいと思います。コーヒーを添えて。

おしまい。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

「ヤギさん」コーナーにお寄せいただいたおハガキを紹介させていただきます。

まずはハガキの”絵が描いてある面”の方から。メッセージのなかでも触れていただいていますが、リサ・ラーソンのピッピ作品。ところで”メッセージを書く面”と”絵が描いてある面”って、専門用語で何かいい単語はあるんでしょうか。

さて、メ面(=メッセージを書く面)です。ハガキの下までビッシリとメッセージを書いていただきました。ハガキって、この緊張感がいいですよね。「あと何行しかないぞ、果たしてうまくまとまるのか!」と、脳内で葛藤する感じ。自分はキレイにまとめるの苦手ですけれども、このハガキではキレイに収めていただきました。着地に10点。

こんにちは!!いつも楽しく「ビョルネン日報」拝読しております。おハガキお寄せ下さいとの声にノコノコ出てきました。「北欧の好きなところ」というお題ですが、私は渡(北)欧した経験がないのでやはり子供の頃に熱中して読んだリンドグレーンの本が、今だに自分の中で一番大きく輝いている気がします。このハガキは開催中の「リサ・ラーソン展」で見つけました。もちろん実物のピッピも展示されていて、これは本当に感動しました。ピッピの魂が入っているような作品でした!”ドロンマル”楽しみにしています。

Y.N. ナシ(神奈川県横浜市)

「Y.N.」、ないんかーい。結構楽しみにしている要素のひとつだったのですが、もっとその辺をアピールすればよかったですかね。もし2回目があれば、「ご住所」と「Y.N.」を記載していただくよう皆さんにお願いしてみたいと思いますが、実はこのハガキをお送りくださった方の素性を存じ上げておりますので、勝手に”オーロラさん”とさせていただきますか。

いつも読んでいただいているとのこと、ありがとうございます。そしてノコノコとハガキをお送りいただき、ありがとうございます。

オーロラさんがカッテンにはじめて来てくださったのは、お店がオープンしてからそれほど経っていないときだったと記憶しています。そしてどんなことに従事していらっしゃる方かを伺って、「やっぱり”場所”があるって大事なんだな」と思ったものです。”場所”があるから同じ目的や興味を持った人々が集まってくれるんだ、と。これはネットショップの運営だけしていたときには得られない出来事でしたから。

それにしてもオーロラさんがまだ北欧に行ったことがないというのが意外です。ここで勝手に素性を明かしていいものかどうかの判断ができないので濁らせますが、北欧映画に強い興味をお持ちなわけじゃないですか。映画で得た北欧に関する知識を持って北欧諸国を回ったらどんな印象を受けるんでしょうね。

子供の頃に触れたリンドグレーン作品、その舞台となっている時代の牧歌的なスウェーデン。スウェーデン映画を通して見る、ある意味混沌とした現代の多様性溢れるスウェーデン。この2つをすんなりと受け入れられているオーロラさんなら、きっとスウェーデンのどこでも楽しめるんじゃないかと思います。スウェーデンに行く機会があれば、首都のストックホルムも、リンドグレーンの故郷であるスモーランドも訪れてほしいですね(ちなみに自分はスモーランドを訪れたことはあんまり)。

そうそう、先述した”東京への用事”は「リサ・ラーソン展」へ行ったのです。そうですか、ピッピの魂が入ってましたか。店長もおんなじハガキを2枚買ってましたよ。使うためのヤツと保存するためのヤツ。オーロラさんも2枚買っていたり…(笑)。

おハガキありがとうございました。またお店で、もしくはおハガキで!

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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