ビョルネン日報@17年08月04日(金)くもり

17年08月04日(金)くもり。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

新設したスウェーデン語講座の枠(A-3)に早速お申込みをいただきました。お申込みいただいた2名の方、いずれも初めてご参加いただく方なのでとても楽しみです。実はあと御一方より店頭でお申込みをいただいているのですが、なんと外国の方だそうです(自分はお会いしていない)。いまのところ5名枠のところ3名様よりお申込みいただいたので、残りは2枠となります。もちろん継続参加されることが前提とはなっておりませんので、今後の開催日によってはこの空きが前後するかと思いますが、日報でのプッシュは本日までにしておこうと思います。

初めてスウェーデン語に触れていただく方には楽しんでもらえるといいのですが。言語を学ぶ上で覚えるべきことはたくさんあると思いますが、英語学習とはまた違うトビラが開くことは間違いありません。初回はぜひリラックスして楽しんでください。

今日のリッラ・カッテン

神武寺駅前にオープンしてまもなく1年を迎えるスウェーデン洋菓子店、リッラ・カッテン。”アットホームな雰囲気”を免罪符として長らく放置されてきた「シロウトの手によるレイアウトの店」が抱える様々な問題を劇的に大改造する。

常々レジ周辺のレイアウトに違和感を持っていた匠は、今日突然のレイアウト変更を宣言する。果たして匠はレジカウンター前のデッドスペースやレジ上まで伸びた商品棚をどのようにリフォームするのか。

なんということでしょう。レジカウンター前にぽっかりと空いていた空間を取り除き、レジカウンターと冷蔵ショーケースを壁側にピッタリと寄り添わせることで、店内奥の空間へのアクセシビリティを向上させることに成功。

そしてレジ上にまで伸びていて取りづらかった商品も一つの棚に収納できるようにリフォーム。雑然としていた商品群を整理整頓することで、お客さんが商品を手に取りやすい環境をつくりあげることができたのです。

…みたいな、ね。元ネタがわからない方は『朝日放送 劇的』とでも検索してくださればヒントが出てきます。個人的にあんまり観たことありませんし、世間の知名度はいかほどか把握していませんけれども、やっぱりレイアウト変更とかすると「なんということでしょう」って言いたくなりますな。

従来の店内レイアウトがアタマに浮かぶ方でないとピンと来ないかもしれませんが、ちょっと商品棚の活用方法を再考してみました。このレジ前に持ってきた棚は店内奥に置いていた絵本を並べていた棚なのですが、それをここに持ってきちゃったから、いま絵本の置き場所に困っています。来週中には新しい棚をリクルートしたい。

匠は明日も店内で整理整頓したいと思います。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

冒頭でも少し触れたのですが、新設したスウェーデン語レッスンの枠に早速お申込みをいただきました。誠にありがとうございます!

需要があるのであれば、もっとスウェーデン文化やらスウェーデン語やらについて自分たちのチカラの及ぶ範囲でいろいろと発信していく機会を増やしていこうかとは考えています。逆に需要がなければ縮小させざるを得ないのですが、嬉しいことにスウェーデン語にこれほどまで多くの方が興味をお持ちのこととは思っていませんでした。

9月になったら自分も2回くらいを目標にスウェーデン語絵本について触れられる場を店内で持ちたいな、と。そのなかでひとつ考えているのが『スウェーデン語絵本のタイトルから触れるスウェーデン語入門』です。店長が担当しているスウェーデン語講座とは少し別の路線からスウェーデン語に興味を持っていただく窓口を用意するのもいいんじゃないかという考えです。

たとえば『Alla vi barn i Bullerbyn』というタイトルを見て、日本語で何という名前の作品名になったかを推測できますでしょうか?これは日本語で『やかまし村のこどもたち』なんですけどね。原題のスウェーデン語を1語ずつ日本語に置き換えてスウェーデン語の単語に触れてみたり、絵本の登場人物のセリフの一部を文法的視点から紐解いてみたり。

…とか書いていたら、なんかハードル高そうな気もしてきました。まあ、遊びで1回やってみてもいいのかな、と。自分はマジメなスウェーデン語レッスンはおそらく担当できないので、こんな感じでスウェーデン語を楽しんでいただく場所をつくってみようと思っています。

以前から常々思っていることですし、これまでにも何度か似たような主旨の内容を書いたこともありますが、スウェーデン語を勉教するとそれだけで自分のアイデンティティになってくれるのが楽しいのです。自分がそもそもスウェーデン語を勉強しようと思ったのも、「英語できるヒトは山ほどいるのだから、日本で存在すら知られていない言語でもやるか(投げ槍)」ということがきっかけでした。そして大学を卒業して以来スウェーデン語から離れていた10年間、ずっとアタマのなかには自分がスウェーデン語を勉強したということがアイデンティティとして残っていました。

自分の経験に則れば、スウェーデン語絵本のタイトルから物語の内容を推察できるようになるだけで世界が広がるハズなのです。マイノリティー言語だからこそ面白い(英語ができれば便利だろうに)。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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