ビョルネン日報@17年05月11日(木)はれ

17年05月11日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

5月の営業日は変則的ですのでご注意ください
5月13日(土)から5月16日(火)はイベント出店によりおやすみさせていただきます。詳しくは以下の「営業日のお知らせ」か、店頭で配布している『かつぶし新聞』を御覧ください。

営業日のお知らせ@2017年04月&05月

遅ればせながら次回のスウェーデン語レッスン各種のお申込み受付を開始しました…が、スウェーデン語講座の木曜日コースはおかげさまで継続参加の方ですでに席が埋まっております。よって、もしスウェーデン語をこれから始めてみようと考えていただいている方は土曜日開催の初級Aにご参加検討をお願い致します。

今日のリッラ・カッテン

今週末は「母の日」だそうです。それに伴って、思いがけずお客さんからカーネーションの贈り物をいただきました。いつも来てくださるだけでもありがたいのに、これ以上ありがたい存在になってくれるなんてウチはどうすればいいのでしょう。もちろんささやかなお返しはさせていただきましたが、店長はとても喜んでいました。

店をやっていてお客さんから花を贈ってくださる機会がこれほど多いとは。お客さんご自身の生活の一部として認めてくださっている印として、お店への最高の褒め言葉として捉えさせていただいています。その気持ちにお答えできるように、これからも”のんびり”とやっていきます。

そう、がんばらずに”のんびり”。今まで通りお待ちしております。

それにしても今日はリッラ・カッテンのお菓子を賞賛してくださる方がいつもより多かった気がします。店長を褒めると、ときどき試食のクッキーがでてきたりすることもあるので、ぜひお試しあれ(試食用クッキーがあるときだけなのでお約束はできませんが)。

店内で流しているスウェーデンの国営ラジオから聴こえてきた「Chokladbollens dag(ショクラードボッレンス・ダーグ)」という言葉。つまり「チョコレートボールの日」ということですが、きっと自分の聴き間違いだろうということで、一度は聴き流しました。

しかし、やがてまたもや聴こえてきた「Chokladbollens dag」という言葉。検索してみるとたしかに毎年5月11日は「チョコレートボールの日」なんだそうです。

いくつあるんですかね、スウェーデンの洋菓子記念日シリーズは。自分が最近のスウェーデンにおける洋菓子記念日で憶えているかぎりでは「セムラ」、「シナモンロール」、「ブッレ・メ・ブッレン」、「ワッフル」、そして今日の「チョコレートボール」ですか?忘れていたり知らない洋菓子記念日はきっとまだまだあると思います。

Twitterにおけるフクヤさんからの推測は「フィーカ文化が根付いているからでは?」とのこと。つまりはスウェーデンにおいてコーヒータイムを日常生活のなかで大切にする文化が根強いところからこれだけ洋菓子記念日が揃っているということですが、その推測に1票投じておきたいと思います。

今日の駄文

今日は暑かったので、すこし早めですが自分の印象に残っている怖いドラマでも紹介してみます。

『トリハダ』という深夜ドラマで、『世にも奇妙な物語』のように短編ドラマがまとまって放送されるタイプの番組のなかのひとつ、『未知と知のはざまの葛藤』というタイトルの作品。この作品の不気味さが忘れられないのです。

この作品を観てみたいという方は…ねえ?そういう時代ですから。Googleとかでタイトルをごにょごにょすれば、とりあえず何かが見つかると思います。何が見つかるのは察してください。5分前後の短いものです。

映像として観ない限りはこの作品の不気味さを理解できないと思うので、あえて物語のなかで何が起こるのかを一部要約します。

ひとりで女性が夜のバスに乗っていました。もちろん運転手はいるわけですが、車内に乗客はひとりだけ。停留所で女性客がひとり乗ってきました。そして、最初から乗っていた女性の隣に黙って座ります。わざわざ隣に座ってきた不気味な女性のことが気になりながらも、元の座席に座り続けていると…

みたいな。

おそろしい。自分がその立場だったらすぐにバスから降りたくなります。「いやいやいや、なんでこんだけ席が空いてるのにわざわざ自分の隣に座んの?」って絶対に思いますよ。ただし、自分のココロのなかでだけ。「え、なんでココに座るんですか?」とか言うことのできない日本人だから成立する怖さなのかな。

この作品がスゴイのは、セリフらしいセリフはまったくないのに視聴者が勝手にどんどんと自分のなかで恐怖の想像を積み上げていってしまうこと。究極の説明不足ドラマとして最高です。全部説明してもらえないと納得できない方には楽しくないと思いますが、自分はこれを観て感心してしまいました。

オバケよりも人間の方が恐ろしいんです。近頃は深夜に一人で起きているときに、ここで後ろにオバケが立ってたらやだなとか考えたすぐ後に、オバケよりも人間が立ってる方が怖いか、と考えるようになってしまいましたからね。(オバケによる心霊体験は1度だけ)

『トリハダ』は全作品結構怖さレベル高めなので、気をつけてください。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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