あなぐら@本当に読みやすいのでしょうか

ときどき「ブログ読んでます」と伝えてくださる際に、「面白いです」とか「読みやすいです」というお声をいただくこともあり、たとえお世辞だとしても本当にありがたいことだなと思います。

ときには画像を一切使わずに記事を書いてラクをしたいと思います。久しぶりにフリーテーマで、お店とか絵本とかに直接は関係ないハナシを。

お店をオープンしてから2週間。ときどき「ブログ読んでます」と伝えてくださる際に、「面白い」とか「読みやすい」というお声をいただくこともあり、たとえお世辞だとしても本当にありがたいことだなと思います。それが誰かひとりなら、たまたまフィーリングが合ったんだろうで済むのですけどね。フシギ。

「昨日、こんなことがありまして…」なんて言おうものなら、「あ、ブログに書いてありましたよね。」となってしまうこともあり、申し訳ない気持ちになることも。同じヒトに2回同じハナシをしてしまうのは自分で自分が許せない人間なので、『やっちまったなぁ~』と、心のなかでクールポコが餅をつきはじめてしまうわけです。

自分の書いた文章を読むことで、読んでくださる方の時間を間接的に奪ってしまったとも考えてしまうのですよね、ネガティブすぎる性格のせいですけれども。社交辞令的に知り合いのブログに訪れたとしても、興味本位でどこかのブログを覗いてみるにしても、それを定期的に読み繰り返すのってかなりのエネルギーだと思いませんか。

まあ、小学生の時から作文コンクール金賞を連発したり、卒業生代表の挨拶を用意したり、そういった言葉に携わる機会が多かったせいでしょうか。そういった無意識の訓練が積み重なったおかげで、いまの自分が綴る文章の骨格が出来上がっているのかもしれません。めでたしめでたし。

…とか、ありませんから。そんな過去、ありませんから。

特に文章を書く練習とかしたことありませんし、小説とかもほとんど読みませんので、何をもって自分の書いた文章に対して「読みやすい」という声を複数の方からいただくのか、自分でも理由がわかりません。

ヒトとコミュニケーションを取るのも得意な方ではないので、他人と感情を共有するよりも1人でモノを考えている時間の方が長いですし心地いい。パリピは苦手ですし(注:パリピとは、パーティーピープル(party people)の略。 パーティー、クラブ、派手なイベントなどを好むノリよく楽しむ人。)、4人以上集まる飲食の場に、自分はあまり顔を出したくないですし。

ハナシが逸れましたが、文章を書くときに心掛けている点があるとしたら、文章がプチダブルミーニングにならないようだったり、漢字の誤変換に注意してみたり、そういったところです。

プチダブルミーニングな文章というのは、たとえば『おいしい砂糖のまぶされたパン』みたいな感じの文章です。この文章だと「まぶされた砂糖はおいしいかもしれないけど、パンの味は微妙なのかも…」といったように、自分は深読みしてしまうのです。自分が書いた文章を読み返して、プチダブルミーニングな文章を見つけたら『砂糖のまぶされたおいしいパン』みたいに語順を調整するようにしています。

とはいえ、自分一人で文章を書いてチェックしても、いまいち意味がわかりづらい箇所が残っているハズなんですけどね。後から自分で読み返してみて意味がわかりづらいところを見つけると焦りますし、読んでくださった方にゴメンナサイ、といった気分になります。

漢字の誤変換についてもそう。自分が読む立場だとして、感じの誤変換があると「イラっ」とするじゃないですか。それで文章読解の流れを止めてしまっては台無しなので。

そう、いま感じたような、ちいさな「イラっ」をできるだけ少なくなるようにしたいと思っています。

くだらないお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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