スウェーデン語絵本はオンラインショップでも販売

あなぐら@神武寺から東逗子までバターを買いに

2016.9.3

ネットでバターを注文したけれども、バター不足につきなかなか配達がされなくて困った店長。そこでバターを買ってくるようにおつかいを頼まれました。

そこで東逗子のヨークマートまでバターを買いに行くことに。

東逗子まで山を超えるか、迂回するか

店長の祖母から受け継いだ「カッテン号」

神武寺にお住まいの方であればご存知のとおり、神武寺から山を超えたところにJR東逗子駅があります。地図上で見ると直線距離では近そうなのに、地理的には少し厄介。

この日、ちょうど店長には池子郵便局に寄ってゆうパックを出すようにも頼まれていることですし、東逗子駅近くにヨークマートがあるので、そこまでバターを買いに行くことにしたわけです。まあ、山というほどの山ではない小さな山ですが。軽い山越え。

東逗子駅に向かうためのルートは2つ。神武寺と東逗子の間に横たわる山道を登りトンネルを抜けて行くか、もしくは山をぐるっと回避して平坦な道を行くか。前者の山越えルートは自転車(カッテン号)では大変そうなので、徒歩で行くことにします。

駅前の信号から細い脇道に入ってしばらくのトコロ。みなさん、この道を上がっていくのでしょうか。

坂道を登り続ける途中、右の空き地を見てみると売地が。

どこかに迷惑を掛けてしまうかもしれないということで土地の具体的な値段を小人が隠してしまっていますが、とりあえずザッと5,000万円ほど用意すればお釣りが来そうです。もしご興味ある方は看板に掲載されている連絡先まで今スグお電話ください。

こういった急勾配にある造成地を擁す風景は東京出身の人間にとっては結構衝撃的だったりします。子供の頃からこちらで生活されている方たちには至って普通の光景なのでしょうか。横浜に引っ越して実感したのですが、自分が住んでいたことのある葛飾区や大田区、世田谷区といった地域がどれだけ平坦だったのかを思い知らされます。小山の多いこと多いこと。

池子郵便局に到着

レトロでスウェーデンの田舎町にでもありそうなスーパー。そして「アザリエ」を冠した店名。

「アザリエ」という名前は循環バスの行き先としても掲示されているので気になっていた「アザリエ」というキーワード。「アザリエ」ってなんなのだろうか。

そんなこんなで郵便局に到着。駅から離れた場所にある郵便局っていいですね。職員の方がどこから通っているのか、余計なお世話ですがとても気になってしまいます。

ゆうちょのATMも設置されていましたが、周辺には下ろしたオカネを使う場所が無いような気も…それも余計なお世話ですね。

池子郵便局にてゆうパックを無事発送、ひとつ目のおつかいミッションを完了しました。

郵便局からしばらく歩いたところで見つけた碑。光の加減でわかりづらいですが、こちらにも「アザリエ」の文字が。先のスーパーといい、なぜこんなカタカナ地名が山の上に突然現れるのか不思議に思っていたのですが、なんとはまれぽ.comさんで調査をされていました、素晴らしい。

このアザリエの地域を開発したのは「北信土地」という会社で、はまれぽ.comさんから引用させていただくと、以下のような理由から「アザリエ」の名前がつけられたようです。

アザリエとは、ドイツの花である“アザレア”から来ているとのこと。「北信土地の担当者が当時ドイツで見たアザレアの花がとてもキレイだったので、団地の名前に付けた」と聞いていると言う。

なぜドイツ語の「アザレア」が「アザリエ」に変化したのかまでは説明されていませんが、地名の由来である大綱はつかめました。

はまれぽ.comさんは読んでいると本当に面白い(神武寺エリアは逗子ですが)。自分たちの住んでいる金沢八景~金沢文庫エリアのネタも豊富だったり、自分が街を歩いていて感じた疑問を既に調査してくれていたり、気がつけば長いこと読んでいることも。

東逗子へ抜けるトンネルへ

さらに東逗子へ向かいます。その途中にあるトンネル。トンネル内は煌々とした電気が点いているわけでもなく、ちょっと暗い印象。夜にはどんな雰囲気になるのか見に来てみたい気もします。

トンネルの歩道はガードレールに囲まれていますが大変狭く、大人がすれ違うのがギリギリなくらい。そんなお世辞にも歩きやすい道でないにも関わらず、平日金曜日の昼間というのにトンネルの中で4~5人の方とすれ違いました。意外と利用者が多いのですね。

そのトンネルを抜けると、すぐに別のオシャレなトンネルが。マイキャッスルトンネル…だったかな。日本語にすると「我が城の隧道(ずいどう)」。日本語にする必要もありませんが名前が立派。

ちなみにこの写真は振り返って撮ったものなので、先に紹介したトンネルが写真右奥に見えています。

このマイキャッスルトンネルの脇には銅像みたいなものが設置されていたり、トンネルの奥にはなんだか高級そうな家が並んでいそうな雰囲気も感じられる不思議な空間。ものすごく気になるけど、今日は暑いので涼しくなったらこのトンネルの先のエリアにも行ってみようかと思います。

神武寺からトンネルを抜けて東逗子へ向かう途中にある神武寺への参道。実はこっちが表参道だったりします。

京急逗子線の神武寺駅から最寄りの参道は、実は裏参道なんですよね。とういことで、やはり表参道からの神武寺への道の方がちょっと丁寧に整備されている気がしますが、自分は神武寺まで登る際にはあまり整備されすぎていない裏参道から行きたい。

最近、神武寺裏参道から表参道までも歩いたので、その様子はまた今度。

神武寺の表参道入り口からさらに進んだところ、踏切から見たJR横須賀線の東逗子駅。

JR逗子駅と違い、東逗子駅はかなり長閑(のどか)な雰囲気。この線路が横須賀線として東京駅につながっていると考えると、ちょっとだけ不思議な気分になります。

東逗子駅前にはちょっとした商店街が。この駅から歩いて1~2分ほどのところにあるヨークマートに来たわけですが、その前に寄りたいお店が。

はい、チキンノグチさん。高田純次が散歩をする「じゅん散歩」という番組で紹介されていたチーズロール。それを実際に食べてみて、自分も店長も一気にその味の虜になりました。テレビを観て実際に来たお客さんって結構いるのかな。ちなみにお店の軒先には高田純次氏のサインも。

東逗子に用事があるときには寄りたい。むしろチーズロールを買うついでがヨークマートになるということも十分考えられます。

リッラ・カッテンをオープンしてからというもの。お客さんにどこに住んでいるかを尋ねると「そこの上」と答えてくださる方が多いこと多いこと。今回は「そこの上」の一部を実際に見ることができました。

東京出身の自分からすると山の上に住むことがとても大変そうだなと思ってしまうのですが、みなさんどのような地域に住んでいるのかちょっと気になっていましたので一度見に行こうと思っていました。お客さんと雑談をする上でここらへんの地理について少しでも理解していれば会話もスムーズにできることがありますしね。

地元の方にとっては当たり前の風景だって、キホン余所者(よそもの)の自分にとってはとても新鮮に映ります。今度はほぼ地元の方しか利用しないであろう先述のアザリエのスーパーで買い物することが目標。どんな品揃えをされているのか見てみたい。

そして、きっと誰もこんな住宅地を一介の洋菓子店がブログで紹介するとは思わなかったはず。リッラ・カッテンという洋菓子店は普通じゃないのです。

mvh ビョルネン・ソベル